震度3!

2000年10月6日 日常
今日と明日はお得意様ご招待会である。
それは別によいのだが、夜9時まで営業するのは迷惑である。
朝6時から9時までバイトをし、9時45分から会社の朝礼、勤務は夜の9時15分までである。
まいってしまう忙しさだ。
お客さんもそこそこ入っていた。
そんな中、一時半頃いきなりな立ちくらみに襲われた。
「あっ」と思い、倒れまいとCONVERSEの棚につかまった。
すると、棚の横の「がんばれ運動会」と書かれたストリーマーがバッタバッタと揺れていた。
地震!!!!!!
お客さんも騒然としはじめ、私の後ろにいたオヤジなどはたったひとこと「震度3」と体内センサーによる測定値を発表していた。
あとで知ったところによるとホントに震度3だった。
なかなかの体内センサーをお持ちである。
地震は怖いね。
私は昔は不謹慎ながら地震好きであった。
地面がぐらっとくる不思議感覚はなかなか得がたい体験である。
しかし、阪神大震災以来、私は心を入れ替え地震の前にひれ伏した。
あんなことがもう一度あったら大変である。
私の心の中に「死んだり、逢えなくなったりしたら困る人達」の顔が次々に浮かんできて、たかだか震度3程度の地震でかなり深刻になり、目をうるませてしまった次第である。
そう言えば、阪神大震災の頃、父はよく仕事で関西方面に行っていたので、あのとき私はとても心配になり父の自宅にTELした。
父の奥さんが出て、関西方面にちょうど行っているので自分も心配していたが今連絡があって大丈夫らしい、と言ったのでとても安心した。
あー、よかったと胸をなでおろしたが、そんな父ももういなくて、そう思うと地震以外にも、いっぱい怖いことはあるなぁと思った。
 <前回までのあらすじ>髪を切りに美容院に行ったナーシサス。しかし、髪型が思い通りにいかず美容院で暴れてしまう。しかしその後飯を食い、ひとごこちついたナーシサスは暴れたことを悔いその美容院のアドレスに詫びメールを送ったのであった。


まさか続編を書くことになるとは思っていなかった。
しかし、言ったのと違う髪型にされつつも、ふとわが身を振り返り反省し、詫びメールまでよこしたナーシサスの健気な気持ちを踏みにじるような事実が発覚したのである。
今日の夕方、レジに入っているときにその事実は露見した。
ふと右のうなじを触れた私は、その指先にざらりとした感触を得た。
最初はパーマ液で地肌がかぶれたのかと思った。
が、確かめるため何度も触れているうちにその感触は「ざらり」ではなく「ジョリ」であることを私の指先は認めた。
刈り込まれているのである。
しかもまだらに。
うなじの中心から右耳の下まで帯のように。
あくまでも好意的に「こういうカットなのかもしれない」と考えようとした私であったが、左サイドには異常は一切感じられなかった。
思えばカットの仕方が、はさみでチョキチョキ切るのではなく、なんという手法か知らぬが、ザッザッザと削ぐようなやり方だったのだ。
そのときに勢いあまって「やってもーた」のではないだろうか。

これってひどくない????

少なくともカットした美容師は絶対に気づいていたはずである。
それなのにすっとぼけていたのだ。
私はそんな卑怯な美容師の気持ちまで慮り、カンジの悪い態度をとって悪かった。どうか気にしてなければよいが。と、深く反省し詫びメールまで送っていたのだ。
お人よしここに極まれり!!!
今腹が立っているのは美容師にというより、むしろそんな自分にだ。
これってこのままにしといていいのだろうか?
でも美容院に文句を言いに行ったとしても髪が伸びるわけではないのだ。
でもひとこと言っておいた方がいいのかもしれないし・・・。
かといって、今度はうってかわって怒りのメールを出したりすると、それは私の方が、感情の起伏の激しすぎる精神異常者のようではないか。
どうしたらよいのだろうか??
本気でわからない。

今日は髪を切りに行った。
結論から言うと、とても気に入っている。
だがそういう心情になるまでには紆余曲折があり、美容院では私はご機嫌ななめでちょっと暴れてしまった。
今はとても反省している。
私は温厚の代名詞だったはずなのに、昨日からのこの怒りっぷりはなんなのであろうか。
これから気をつけようと思う。

どういう髪型にしますかといわれ、私はすかさず持参した切り抜きを見せた。
第4希望まで用意していたのだが、結局私が夢見ていた第1希望が採用された。
というか、第1希望を見てすぐ「あー、これですね」と、直ちに納得されてしまい、一緒にホッチキスでとめていた第2希望以下には目もくれなかったのである。
そしてばっさばさ切られた後、私の髪はねじられ始めた。
ツイストパーマをかけたのである。
見習らしき人がねじってくれたのであるが、素人目にもゆるい。
私の切り抜きには団子状になるまできつくねじると書いてあるのだが、そんな気配はまったくなくねじりは終了した。
そしてシャンプー台に移され、ピンがはずされたのだが、シャンプー台の前には鏡がなく、自分がどうなっているかわからなかった。
シャンプー後、有料のトリートメントがあるけどどうするか聞かれた。
きついパーマをかけたので痛んでいると思い、お願いすることにした。
そして、また鏡の前にと移動したのだが、鏡の前で私は愕然とした。
パーマがかかってないのである。
私は驚きさっそく抗議した。
「これ、パーマかかってなくないですか?」
「そうですねー。さっきはもう少しかかってたんですけど・・・。時間大丈夫です?」
実はこの後めぐと昼飯を食べることになっていたのである。
この後ドライヤーで乾かしてもらってちょうどいい時間になる予定だった。
でもこのままで帰れないではないか。
「大丈夫じゃないけどやって欲しい。」私はかなり赤裸々に心情を吐露した。
こうしてまた一から髪がねじられた。
しかしせっかくのトリートメントは台無しになってしまった。
今度は見習いではなく、カットをしてくれた人直々のねじりである。
相変わらず団子状にはなってないがきつくねじってくれているらしく、少し痛いくらいだったので「よしよし」と思っていた。
だが、いざピンをはずすとパーマはきつくかかっているものの私の見せた切り抜きとはまるで違っていた。
美容師さん曰く、あの切り抜きの髪型はセットでああいうふうにしているらしい。
しかし、あの切り抜きの横のコメントにはそういうパーマであるらしき旨が書かれているのだ。
「じゃあ、この写真みたいにするにはどういうふうにやったらいいんですか?」と聞いてみたが手応えのある回答はなかった。
出来ないんだったら写真を見せたときに言ってくれよ。
私はすっかり元気をなくしてしまった。
泣きそうにショックだった。
最後に後ろ頭を鏡で見せられ、「これでよろしいですか?」と聞かれたが、つい首を横に振ってしまった。
だがよくなくてもどうしようもないのだ。
力なく店を出た。
レジの人はまけてくれたらしき口調で金額を告げたが、料金表通りのように思える。
トリートメント代も入っているし、もしや2回目のパーマのことを言っていたのであろうか。
よくわからないが。
髪型は決して悪くない。
「お任せします」と言ってこの髪型にされたのならかなり喜ぶところだ。
でも、やっぱり違うのだ。
言ったとおりにしてほしくって美容室を変えてみたのに、これでは変えた意味がない。

ブルーな気分だったがめぐと逢い、飯を食っているうちに気が晴れてきた。
もともと髪型としては気に入っているのである。
なーんだ。よかったよかった。
しかしそうなると美容院の人に感じの悪い態度をとってしまったことが非情に申し訳なく思えてきた。
だからさっき、その美容院のメールアドレスに詫びメールをいれておいた。
あの美容師さんは読んでくれたであろうか。
きっといやな気分でいたと思うので、近々カラーリングにでも行こうかと思う。

イニシャルO

2000年9月18日 日常
今日は久しぶりに震えた。
その震えは怒りによるものである。
この温厚で有名な私を怒らせた男はイニシャルO。
うちの店のカメラコーナーのバイトである。
前々からカンジが悪いとは思っていたのである。
私はよく写真を現像に出すのであるが、いつも軽くムッとさせられていた。
だが私の出す写真はほとんどが追っかけ写真なので馬鹿にしたい気持ちもわかるし、最近メンバーのアルバム作りのために小口の現像をチョコチョコ出していたりもしたので「いつもめんどくさいことをさせてすまんね」という気持ちもあり、カンジの悪さはおおめに見ていたのだ。
そして今日ついに衝突したのである。
うちの店のカメラコーナーには写真の複写機がある。
コピーをとる要領で、写真の複写が出来るのである。
少し高いが私は重宝しているのだ。
かなりの金額をそのメカにつぎ込んでいる。
だが私以外にあまり使っている人はいないのか、サイドテーブル代わりにされていることが多い。
一応はお客さん用の機械なのだから、その上に資料をがさっと置いたりするのはいかがなものかしら?と常々思っていた。
おまけに電源が入ってないこともあるのだ。
これではお客さんは諦めて帰ってしまうぞ。
便利な機械なのにイマイチお客さんに浸透してない理由はこういうところにもあると思う。
そして今日もそういう状態だった。
私が資料を別のところに置き、しゃがんで電源を入れているところをOは冷ややかに見ていた。
いつもそうなのだ。
「あーあ、またなんかやってるよ」というカンジなのだ。
私が資料を片付けていたら「すいません」と言って自分がやるのが普通ではないか?
まぁそんなことはいつものことなのでOの冷たい視線に耐えながら、さて、とお金を入れるとチャリと戻ってくる。
あれー?と何回も電源を入れたり切ったりしてみたがダメであった。
私はOに「これお金が戻ってくるんですけど」と言った。
するとOは「紙切れです」と言い放った。
あんたねぇ・・・私がこれを使おうとしていたのをずっと見てたではないか。
なぜ今まで黙って見てるのだ。
ねぇ?本気で知りたい。
私はここで限界間近を感じていた。
さっきまで敬語を使っていたがもうそれは無理。
「じゃあ、いつから使えるようになるん?」
私はOににじり寄った。
「紙が来しだいですよ」
憎たらしい!
その「紙」がいつ来るかをきいてんねん!!!
もう私はすっかりキレた。
「使えんのやったら使えんって書いとかんにゃ分からんやろーが!!!」
Oはいつも「すいません。お願いします」と下手に出ている私のタンカに一瞬ひるんだが、Oの中でも「こんなヤツにここまでいわれて黙ってられるか!」という気持ちが発生したらしい。
「だから電源切っといたんすけど」と私に非があるような発言までしやがった。
「使えるときでも電源はいってないことが多いやろーが!!!!バカが!」と怒鳴り私は立ち去った。
これ以上いると私は制服のままでOの胸ぐらを掴みかねない事態だったのだ。
なんかもう一言ぐらい言ってやったような気がするが、ちょっと思い出せない。
少し離れたところまで行って、それでも怒りが収まらず、何をする当てもないまま私は猛然と振り向いた。
私の後ろ姿をにやしつけているOと目が合ってしまい、火花を散らした。

夕方になっても、ホントにあいつはムカつく。もっともっと言ってやればよかった。と負のエネルギーを爆発させていたのだが、ふと不安になった。
最近、人からちょっと注意されては逆ギレし刺殺するというような少年犯罪が横行しているではないか。
私もOに刺されやしないだろうか?
ええい、刺されたら刺されたときのことだ。
そのときは血文字でOの名をダイイングメッセ―ジで残してやるまで。
今日は気を使ってイニシャルにしてやったが、そんときゃ実名だ。
しかもフルネーム。
そう思い従業員通用口にかかっている名札でヤツのフルネームをチェックした。
!!!!!!
下の名前の画数が案外多い。
息絶えるまでに書ききれるかとまた不安になった私である。

今日のQUE

2000年9月17日 日常
タイトルの韻を踏んだカンジいかがでしょうか?
今日は下北沢のQUEでブラックボトムのライヴだったのである。
こいつライヴライヴってよう行くなぁーと思ったあなた、誤解である。
私は今日は仕事だったので行ってないのだ。
バカみたいに仕事をしたぞ。
仕事中でもついつい「あー、そろそろメンバーの入りの時間だ。」とか「MONKYはファスキチでなんか買ったりしてるのかな。」とか考えてしまうので、余計に仕事に励んで忘れようとした。
そして本当に忘れていたので、家に帰って「今からQUEにいってきまーす!」という友達からの臨場感あふれるメールを読んでちょっとへこんだ。
 そんなことより14日の私の問いかけには多数お返事をいただいたのであるが、内容が内容な為か、宙に書くのははばかられたようで、ほとんどの人がメールによる返答であった。
そんなに恥ずかしいことなのだろうか?
そんなことを恥ずかしげもなく質問した私は????
結論から言うとブラの件に関してはたくさんの賛同をいただいたのであるが、やはり腹と乳の勝負は乳の圧勝であった。
圧勝って言ってもどの状態が勝ちなのか分かりにくいのであるが。
断然乳の方が恥ずかしいらしい。
そうかなぁー。
まぁ、触りかたにもよると思うが。
「あ、まだレスしてなかったけど、私は腹の方がイヤだわー」という人がいれば今からでも遅くはないので意思表示して欲しい。
だって腹肉をつままれるのだぞ。
みんなもう一度真剣にそのシチュエーションを想像してみよう。
かなりイヤなはず!

読者参加企画

2000年9月14日 日常
私の日記の読者よりメールをいただいた。
読者といっても「お気に入り登録者」ではなく、私からの告知で日記のことを知ってふらりと見に来た人なのであるが、「さっそく日記見たよ」で始まるそのメールの趣旨は「アンタちょっとおかしいよ。」ということであった。
彼女が言うには私の9/11付けの日記がどうにも解せないらしいのだ。
まず、腹を触られるより乳を触られたほうが断然イヤだろうというご指摘。
そうか????
私は腹をつままれる方が許せん!
私のスタンスとしては、女体としてみたとき、乳はオフィシャルだが腹肉はプライベート部分だと思うのだ。
つまり私にとって腹肉をつままれるのはプライバシーの侵害なのである。
痴漢だって触るのはたいてい乳か尻だろう。
それが女体のオフィシャル部分だからである。
だから私は腹の方が断然イヤだ。
それと、「ブラって言うな」というくだりも彼女には謎だったようだ。
ブラジャーって言われるほうがいやじゃない?というのが彼女の言い分だが、これもどうか?
確かに普通の男友達がブラのことをブラジャーといったら気持ち悪い。
っていうか男が日常生活でブラのことを話題にする時点でどうかと思うが。
でも相手はレントゲン技師である。
医療に携わる者には事務的で無機質な表現にしてほしいのだ。
医者には生理のことを月経といって欲しい。
そんなカンジ。
ブラでは生々しい。
というのが私の反論なのだが。
今これを読んでいる皆さんの意見をぜひぜひ聞かせて欲しい。
隠れ読者や、リンクでたまたまきた人もぜひ参加していただきたい。
お願いです。
左上のプロフィールのSAKUちゃんさんの前にある青の四角をクリックしていただければ、SAKUSAKU宙にとんでいける。
掲示板である。
そこに「どっちがイヤか」をぜひ書き込んでほしいのだ。
なんなら「乳・ブラ」というふうに単語だけでもかまわない。
あなたの意見をお聞かせ下さい。

美容院

2000年9月13日 日常
誰かいい美容院をご存知ないだろうか?
髪を切りたいのである。
私はここ10年ぐらいいきつけにしている美容院があるのだが、そこの先生は私の言ったようにしてくれないのだ。
私はブラックボトムのファンになって以来かなりの貧乏を強いられているので、その関係で髪を伸ばしている。
それ以前は私の髪は短いのが定番で、だいたい2ヶ月に1回は美容院に行っていた。
しかしブラックボトムファンになって、しょっちゅう関西に行くようになって、美容院代が捻出できなくなり、以来、短く切っては限界まで伸ばし、また当分きらなくてもいいぐらい短く切ると言うことを繰り返していた。
そして今、限界間近なのである。
いきつけの美容院の先生はとっても上手なのだ。
いつも私の気に入るようにやってくれる。
だが私の言ったとおりには決してしてくれないのだ。
私は強いパーマをかけたくて、そう言う髪型が載ったヘアカタログの切りぬきを持っていったり、その場で絵を描いたりしてかなり細かいところまで注文をつけるのだが、仕上がりはエアリーパーマなのである。
途中で内心「ロット太くない?」とか思ってるのだが、素人が口出しするのもなと思い黙っている。
そして私が言ったのと近いカンジの、でもゆるーいパーマヘアができあがる。
そして先生は言う。
「さっきの写真はイメージじゃなかったからこういうカンジにしました」
する前に言っていただけないだろうか。
だが悔しいことに「おう。これもいいじゃん」と思ってしまうのだ。
言ったのとは違うけどいいカンジなのだ。
だからつい許してしまう。

でも今度こそはきついパーマをかけたいのだ。
誰か、黙って言った通りの髪型にしてくれる美容院をご存知ないですか?
ご一報下さい。

完全オフ

2000年9月12日 日常
今日はバイトも仕事も休みの完全オフだった。
こんなことは久しぶり過ぎてどうしたらよいかわからない。
とりあえず今日しないといけないことは図書館に行くことである。
本を返して、奈良に行くときの旅の友となる本を借りてくるのである。
あとは完全にフリー。
多分借りてきた本でも読みながらのんびりとすごすことになるであろうと思っていた。
ところがである、私の車は自宅を通りすぎてしまった。
自分でも「あれ?」と思った。
が、「まぁよい。ちょっと買い物にでも行こう。IGGYにあげるいい渡し物でも見つかるかもね。」と思い車を走らせた。
しかし私の車はある1軒の店の駐車場に入っていってしまった。
その店とはパチンコ屋である。
駐車場で私はにやりとした。
こういうふうに、自分の意思とは裏腹に引き寄せられるようにパチンコ屋にきてしまったときは勝つのである。
とはいえ、久々のパチンコだった。
たしか半年ぶり。
地元では滅多にパチンコをしないのだ。
前にやったのはたしか3月に沖縄でやったのが最後だったと思う。
そのときは負けた。
旅先ではよく負ける。だがご機嫌なのである。
しかし地元で負けるとムカツク。
だから地元ではしないのである。
しかし今日は勝つ。だって誘われたのだから。神に。
店内を見渡すとおもしろそうな台はない。
私が選んだのは「わんわんパラダイス」。
犬がいっぱい出てくるわけだ。
私は犬が好きではない。
おまけにこの台は、私の嫌いな、絵柄が横に走るパターンである。
この店内で最もやりたくない機種であった。
それならなぜこの台を選んだのか。
「本日の甘釘コーナー」だったからである。
やりはじめたがまったくおもしろくない。
おもしろくないが3000円のカードを1000円使ったところで確変がついた。
完全無制限だったのでそのまま打ちつづけ、3箱で確変が終わったのでやめた。
ホントはもう少しやってもいいかなと思ったのだが、隣りのおばさんがリーチが来ると台を叩く人だったのだ。
すごいイヤ。
叩いたって当たるわけあるか。
そのおばさんは私が立つとさっと玉を少し私のいた台に移した。
どうやら狙っていたらしい。
わざとかー????
その後カードが2,000円余ったのでどうしようかなと思っていると、なんか機種名は忘れたがよしもとの芸人の台があったのだ。
おもしろそうだからこれで2000円使おうと思って始めた。
しかし、釘があまりに渋い。
めったに回らない。
つまらないから早く終わらないかな―と思っているとまた確変がついた。
また3回で終わったのでやめた。
確かにパチンコには勝った。
でもつまらない休日だった。
余り玉でもらった景品が私の好きなブルボンプチごまだったのが救いであった。
明日のお昼におはると食べるのである。

なんだ。楽しいじゃん。
奈良代も出たし。
つまらないとかいうとばちが当たるな。きっと。


エロ医師

2000年9月11日 日常
さて健康診断である。
食べてはいけないと思うからであろうか、起き抜けから空腹であった。
バイト中もお客さんの買った弁当を温めたりしているとおなかがなる始末。
断っておくがいつもはこんなことはないのである。
家に帰り、お弁当を作っているときもつい味見をしそうになりあわてる。
別に「おなかがすいて我慢できないから、えいっ!食べちゃえ!」と思っているのではなく、ついうっかり、なのである。
卵焼きを切ったときはもう少しで切れ端を口に入れそうになった。
会社に行って、すでにすました人から感想をきくと、どうやらレントゲン技師は去年とは違う若い人らしい。
若いってのもイヤなもんだが。
そして採血は痛いらしい。
それより何よりみんなの話題を独占していたのが問診のエロじじい医師である。
噂によるとなんだかんだ言いながら触りまくるらしい。
しかも好みがはっきりしており、短い人はあっという間に終わり、長い人はねっちりとやられるらしい。
これは困った。
こんなことを言われたら短くても長くてもいやではないか。
でも私は触りまくられる自信があった。
なぜなら私はわりとじじいウケするのである。
そして私は乳に関しては触られ慣れており、少々触られてもへっちゃらなのである。
とりあえず健康診断に向かった。
まず聴力。難なくクリア。
次は視力。難しい!
双眼鏡状のものを覗きこんで、中の記号の隙間が開いている方向を答えるのだが、「6番は?」と聞かれても、まずその6番はどれ?ってカンジである。
見えないこと極まりない。
案の定視力は落ちていた。
そして身長を測り、お待ちかねの体重である。
朝測ったのとまったく同じ体重がそこには記されていた。ほらね。
体脂肪率はちょっと違ったが。
そして尿検査。
尿の中に試験紙のようなものが入れられ、4ヶ所についていたチップの色が見る見る変わっていった。
そして、他の人のと比べると明らかに2ヶ所違う色を放っていた部分があった。
やはり・・・。
でもそれは予想通りだったのでそう落胆はしない。
それよりも、後に控えている痛いと評判の採血の方が心配であった。
その前に血圧。100/50。
「ちょっと低いわね」と言われたがなんのなんの。
昔は上が80ぐらいしかなかったのである。
そしてその女医が血圧を記入しようとしたとき、奥の個室から「昼休みは何時からかね。」と、出てきた者があった。
噂のエロじじいである。
「12時半からです。」と女医は答えながら記入したために100/60と書いていた。
前回の時の下が60だったのでつられたのであろう。
どっちでもいいので別に突っ込まずそのままにしておいた。
そして採血。が、意外にもまったくと言っていいほど痛くなかった。
3本も抜かれたことと、自分の血がどす黒かったことがショックだったが痛みは皆無。
若い女の人であったが、見事なり!すばらしい。
そしてエロじじいである。
制服のブラウスのボタンをはずし、聴診器が当てられた。
まぁ、その部分にはあまりエロスは感じられなかったのであるが、最後に私の乳の底部分に下から聴診器を当て、軽く持ち上げたのは、一体何の音を聴いていたのであろうか?
そして問診。これはすごかった。
噂通り。いや、噂以上か。
あなたの身長から言うと理想体重は・・・という話から始まった。
私は理想体重をかなりオーバーしているのだが、それを理想体重に持っていくためには・・・。と言いながら私の体を触りまくった。
私は乳ぐらいいくらでもどうぞと思ってされるがままにされていたが、腹肉をつままれたときには激怒した。脇腹も触ってきたので手を振り払って「ちょっと!!!」と言うとビビったらしく、その後は乳方面のみを触っていた。
他にもいろいろ作りと思われる話をしたり、痩せたら結婚できると言っていた。
失敬な。
だが奴に悪気の色は見えなかった。
お触り問診は8分間ぐらいだった。
若者ならばじゅうぶん抜ける時間であろう。
1000円ぐらいくれないものか。
レントゲン技師は若くて恥じらいを持っていた。
ちょっと恥じらいすぎかも。
「下にシャツか何か着てますか?」と聞くので、何も着ていないというと「はぁ・・・ブラだけですかー。」と言った。
ブラって言うな。
彼は「ブラだけでも大丈夫です。」「見えないようにできるので、ブラをとって上からシャツを着てください。」「ブラを取ったらこちらへどうぞ。」と、ブラブラブラブラ連発していた。
が、なかなかカンジはよかったので許す。
全部終了したとき、私は断食により空腹MAXであった。
エロ医師から甘い物は控えよといわれていたが、さっそく菓子パンをむさぼった私である。

明日は健康診断

2000年9月10日 日常
明日は会社で健康診断がある。
無論イヤなのだ。
まず体重を測るのがイヤ。
自分で家で測りますのでご心配なくと言いたい。
でも以前と体重計の形が変わって、周りの人から見えにくいカンジになっているので前ほどイヤではなくなった。
が、落とし穴はまだあった。
今回私は血液検査があるのだ。
血液検査は、平成12年1月1日の時点で
?25歳の人
?30歳の人
?35歳以上の人
が受けなくてはならない。
私が何番に該当しているかは敢えて秘すが、とにかく該当者なのである。
血液検査の何がイヤか。
採血が怖いという気持ちも確かにあるが、私は進んで献血もする方なので、痛みに対する恐怖は微々たるものである。
朝食を抜くのがイヤなのだ。
私は朝5時に起きる。
そして普段はバイトから帰って9時半ごろに朝食をとる。
そして仕事に行き2時半から昼食なのだ。
そして夜9時ごろ帰宅し10時ごろに夕食である。
こんな私から朝食を抜いてみよ。
16時間半の断食になってしまうではないか。
気が重い。
それから私は自分がある病気かもしれないという疑いを胸に秘めているので、それが露見してしまうのも怖い。
思ったよりも重かったらどうしよう。
「追っかけなんてもってのほか」とか言われたら……。
そんなこと言うお前がもってのほかじゃ!と言って知らん顔してしまおうか。
どうしたらよいのだ。
と言うわけで、血液検査にビビる私だが、もっと気が重いのがレントゲンなのである。
レントゲン技師のじじいがすごいのだ。
まぁ、明日もそのじじいとは限らないのだが。
このじじいについての話はまた明日の様子次第である。
内容としてはエロス。
さあ、じじい、どう出るか。

明日はトオル

2000年9月1日 日常
今日は仕事が終わって夜行バスで東京に直行。
昨日の夜さらりとイチコ(母)に「明日仕事が終わって東京やけぇ」と告げると、普段私の生活態度には一切口出ししないイチコも、さすがに「よう遊ぶねぇ」と言ってきた。
まぁ、正確に言うと、これも単なる感想であって口出しではないのだが。
それでもイチコがこんなことを言うのは異例中の異例なのだ。
胸に手を当てて考えてみたが、確かにこの夏、地元で休日を過ごした回数は片手で足りる。
しかし、「遊ぶ」という表現はいかがなものか?
この夏私が遊んだといえばこの前の福岡のトオルの次の日、小買い物をしたり、プリクラで婆さんを露見させたあの日と、7月の初めに友達と門司港に行ったことくらいで、(それだって相当健全ではないだろうか?)後は法事や追っかけによる旅である。
そして声を大にして言わせてもらうが、追っかけは断じて遊びではないぞよ。
むしろ修行?(←半疑問形)
しかしイチコはこの夏を締めくくる修業の旅がまだひかえているのを知らないのだ。
私はまだいくらでも修行しますよ。
ということで、今日も仕事が終わってから修行に出るのだ。
東京まで、夜行バスで往復28時間。
滞在は9時間。
これが修行でなくて一体なんなのか。
金払ってまでこんな遊びをしたい人はいますか?
ねぇ?
今朝、バイト仲間のモモちゃんと音楽の話になった。
私が初めて買ったレコードは田原俊彦の「君に薔薇薔薇・・・という感じ」である。
たしか小6のときだった。
6年生にしてはバカかなぁ?
ちなみにモモちゃんはレコードを買ったことはないと言う。
モノゴコロついたときにはCDだったらしい。
そりゃそうだよなぁ。17歳だもの。
私が「君薔薇」を買ったときは、まだこの世にいなかったんだから。
改めて自分の年を痛感したのだが、そういえば、おとといも自分の年のごまかしのきかなさにうなだれたばかりだったのだ。
私は格好が派手好みなので、私服のときは実年齢より4・5歳くらい若く見えていると思う。
後ろ姿とか遠目とかだったらもうちょっとだませるかもしれない。
つまりギャルぶっているのです。
そんな私だが、おととい博多で撮った新製品のプリクラの前では実年齢をあらわにしてしまった。
その機械は、ビデオを20秒間録画してその中から気に入ったショットを9枚選んでシールに出来るというものだった。
めぐと2人でカメラの前に立ち、いざ録画が始まると私たちはビックリするほどでくのぼうだった。
ポーズを取るわけでもなく「わ、もう始まってる」、「どうしたらええん」とニヤニヤするばかり。
もちろんそのバカ面もきちんと録画されている。
再生されるのを見たとき、哀しかったのに笑ってしまった。
9枚選べるって言われても1枚も欲しくないような代物だ。
仕上がったプリクラを見て思った。
「年寄りの冷や水」
心までギャルになれたらどんなに楽だろうか。

やってもうた

2000年8月30日 日常
今日記を書いて、「書きこむ」をクリックしたつもりが「書きなおし」をクリックしてしまった。
長文が一気にパーである。
勘弁してください。

今日からついにはきものバーゲン地獄がはじまった。
自分では山ほど発注したつもりだったのだが、いざ売場を作ってみるとなんともスカスカ。
こんなんで売り上げを120%伸ばして奈良いきのキップを手にすることが出来るのか???

と、以下延々と続くのだが、何しろ一回かいたものをもう一回書くのはかなりつらいので、もう、おやすみなさい(笑)
後日上書きがあるかもしれません。

キム臭

2000年8月26日 日常
あー、いよいよブラックボトムが出る「あるある大辞典」の放映日が明日に迫ってきた。
楽しみ。
ランダムリンクでここに来た人は明日は必ず見てほしい。
ああ、そうそう、マキマキさん、リンクありがとう。精進します。

それはそうと、勤め先のパートもキムはとっても臭い。
体臭のある人はこの世に数多くいよう。
しかしそれは数種のパターンに分けられると思う。
わきがでもすっぱ系、甘系、苦系の3種類のどれかにたいてい当てはまるだろう。
でもキムは、キム以外にはありえないにおいを放っているのだ。
強いて言えば体中の毛穴から汗とネギ油の混ざった物が染み出している感じ。たまらんのです。
日によって微香な日から超強烈な日までいろいろあるのだが、それが不思議なことにアトランダムなのだ。
 UAというパートはたぶん髪を10日に1回ぐらいしか洗ってないと思われるのだが、彼女の場合は洗い立てのふんわりからMAXなかんじのギトギトまでがグラデーションで推移している。
日毎にギトギトを積み重ねているカンジだ。
これは正しい推移の仕方と言えよう。
だがキムは日によって、激・弱・超・強・微・強・激・激…というカンジでアトランダムなのだ。
規則性はない。
キムにあってみるまでその日のキム臭の強度はわからないのだ。
今日は最悪の「超強烈」だった。
ある者は不用意にキムの隣りに行き、キムがすっとよけたそのときにわずかに巻き起こった風が鼻を直撃し、いつまでも「おえっ…おえっ…」と身をよじりのたうった。(私のことだが)
あるものの鼻はキムのあまりの臭さに自己防衛本能を働かせ、朝までとおっていた鼻を急に詰まらせていた。
彼女は「今日一日で鼻毛もずいぶん伸びたと思う」と語った。
そんなキムにはもちろんみんな頭を悩ませている。
きっとお客さんも臭いはずだ。
キムに改めさせたいのだが、周りの者にはキム臭の正体が何かわからないのだ。
デリケートな問題なので、キムに注意するまでには相当な基礎固めが必要だ。
風呂に入っていない、制服を洗っていない、などの意見が出たが却下した。
それならばUAのようにグラデーションで推移していくはずだ。
あんなにアトランダムなわけがない。
H美という女が、顔ダニがいるんじゃないかとか言っていたが、もう少し真面目に考えろと言いたい。
顔ダニはいるほうが多数派なのだ。
とくダネで取材に行った春日由美ちゃんにも顔ダニいたぞ。
春日由美ちゃんもあんなに臭いのか?
ダニぐらいであんなに臭いはずは絶対にない。
私がダニなら怒るぞ。失敬な。
ということで、キムのにおいの正体がわかる人は宙にでも書きこんでほしい。
左上のプロフィールのところから行けますので。
よろしく。

マリア

2000年8月25日 日常
今朝、バイトの帰りに猫がひき逃げされるところを目撃した。
しかも、知らない猫ではなく、見かけるたびに声をかけたり、ご機嫌のいいときにはなでさせてもらったりしていたクロちゃんだった。
ちょっと離れたところにクロちゃんが見えたので「あ、クロちゃんだー」と思ったらクロちゃんはすごい勢いで車道を横切って、そして轢かれた。
車はスピードを緩めもせずに走り去った。
もう一人、事故を目撃していたおばさんがいたんだけど「わあ!轢かれた」と言うなり走ってどこかへ行ってしまった。
私はクロちゃんの元へ走った。
正直言って少し怖かった。うちで8年間飼っていた猫の三雄が死んだときのことを思い出したのだ。
やっぱりクロちゃんは死んでいた。
そこへさっきのおばさんが走ってきた。
ずっと野良だと思っていたクロちゃんは飼い猫だったようで、おばさんは飼い主を呼びに行っていたのだ。
飼い主の若い女の人は、クロちゃんのことを「マリア・・・マリア・・・」と呼びながらおなかをなでていた。
飼い主が来たので、後は任せて家に帰ったが、気になって家の窓からずっと見ていた。
クロちゃんに飼い主がいたこと、クロちゃんがホントはマリアだったこと、可愛がられていたらしきこと、そしてもうクロちゃんがいないこと、その全部が無性にさびしかった。
私はこういうことを言うのがあまり好きではないが、三雄とクロちゃんが天国で仲良くしてほしいと心から思った。

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