みんな生きている

えびちゃんのコンサートが終わるや否やパーナさん（小山担）の職場のジャニーズ番長に、まっすーの衣装がとてもかわいかったことの報告と感謝の気持ちを伝えようとスマホを開くと、私のスマホには小山くんのゴシップが踊っていた。
あ、ダメ。
そのままスマホを閉じる。
そして次の日、接遇トレーニング（普通の職場で言う朝礼的な時間）で顔を合わせた番長は顔面蒼白でどんよりしていた。
「小山くん大変ですね」とは言わないけど、なるべくニコニコと接する。
表情は鏡だから。
つられて笑顔になってほしい。
無理やりでも笑えば元気が出ることもあるから。

そしてその日の午後、ユニットのテレビで小山くんの活動自粛の発表があるとすぐに同じユニットのeighterさんが、隣りのユニットに番長の様子を見に走って行った。
そっとしといてあげようよ。

そして更に翌日、私は夜勤で、夜10時過ぎに番長が申し送りにやってきて、普通にはしているけれど、やっぱり唇まで真っ白だった。
みんな生きてるなー、と思う。
生きてりゃいろいろあるけど、それでもみんながんばってる。
申し送りが終わって去ろうとする番長に思わず「がんばってくださいね」と声をかける。
「まっすーがえびちゃんの衣装を作ってくれて、コンサートが終わってすぐにLINEしようとしたらこんなことになってて、すぐスマホ閉じました」という話をしてちょっと笑う。
それから「コンサートどうでしたか？」とか「ペンラ見ましたけどかわいいですね」とか話して、番長は笑顔で帰っていった。
少しでも明るい気持ちになって、小山くんの応援を続けていってくれたらいいなと思う。