認知症

2018年3月30日 日常
夜勤なのでちょろっとお昼寝してたら夢をみた。

愛媛のおじいちゃんのところに2〜3日牛の世話をしに行くことになる。
おじいちゃんは畜産家なので、子どもの頃は牛にミルクをやるのを見たり、ちょっと手伝ったりしていた。
柄杓で粉ミルクをガーッとすくって、バケツに入れて水をジャーッと入れて雑に混ぜる。
そのバケツを牛の鼻先に持って行くと牛がうれしそうに飲む。
その手伝いは好きだった。
おじいちゃんちについて、長旅疲れでちょっと横になっているといつのまにか暗くなっている。
牛にミルクをやらないと、と納屋を探すが暗くて粉ミルクがどこにあるのかわからない。
あれ?あれ?

そのときふいにすごい昔に付き合っていた元カレの顔が浮かぶ。
あれ?しばらく逢ってないな。
遠距離だったのでそう頻繁には逢っていないけど、それにしても放ったらかしすぎてた。
急いで連絡取らなくちゃ。
しかし、連絡の取り方がわからない。
メールもLINEも知らない。
彼氏のメールもLINEも知らないなんてことある?
(実際にはメールもLINEもない頃に付き合っていたので住所と電話番号しか知らない)
住所はそらで言える。
(これには目覚めた後とても驚いた。別れたの20年以上前なのに)
とりあえず手紙を書こう。
郵便番号は調べればわかるし。
ああ、でも牛が鳴いてる。
先にミルクをやらないと。
あれ?おじいちゃんいつ帰ってくるんだっけ?
私、愛媛に来てるけど、仕事どうしたんだろう?
いつまで休み取ってるんだっけ?
あれ?あれ?なんかいろいろわからなくなっちゃった。

焦りに焦って目が覚める。
夢でよかったと思うものの、得体の知れない不安や焦燥感は残る。
おじいちゃんはもう死んじゃってるし、その元カレとは絶対に連絡を取ってはいけない(笑)。
思えば、認知症の方っていつもこんな気持ちでいるのかなーと思う。
急にいろんなことがわけわかんなくなって怖かった。
いつか「ブラックボトムのライブがあるから行かないと」って言い張って徘徊して、施設の職員さんから「誰だよブラックボトムって」って言われたりするのかなぁ。

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