食事レク

2017年8月5日 お仕事
昨日は職場で食事レクをしたよ。
今のユニットに異動して3ヶ月半、自分が中心となって食事レクをするのは初めて。
献立はちらし寿司と天ぷらと玉子焼きと野菜汁に決定。
予算は1人250円でやらなければいけないのだが(焼肉とか250円ではどうにもならないときはユニット費から出せる)お米や味噌はあるし、ユニットの常備食でちらし寿司の素もあったので余裕でいけました!
食事レクでなにを苦労するかと言うと、利用者さまに手伝ってもらって一緒にやらないといけないのがとってもたいへんで難しい。
そもそも朝食の片付けをして利用者さまのケアが終わるのがだいたい9時半。
それから12時までに約20人分の食事を作らないといけないのだから時間との戦いになる。
なので、できる下ごしらえはしておきたいが「利用者さまと一緒に」という錦の御旗の下にはそうもいかないのだ。
カボチャやさつま芋など硬くて利用者さまが到底無理なものだけ予め切って持って行く。
「◯◯さま大根おろしてもらっていいですか?」
「△△さまちらし寿司混ぜてくれるー?」
一人一人できそうなことを割り振っていく。
教えながらふと見ると、最初にちくわを斜め半分に切ってもらうようにお願いしていた利用者さまが、ちくわをみじん切りにしていた。ぎゃー!
磯辺揚げにしようと思っていたけど、どうしよう。
かき揚げに入れるか。
野菜汁は天ぷらの野菜の余ったところを入れるので具だくさん。
波瀾万丈ながらなんとか完成。

予め書いていたお品書きの中から食べたいものを選んでもらう。


お品書き

玉ねぎのかき揚げ
カボチャ さつま芋 にんじん
ししとう 大葉 なす カニかま
ちくわの磯辺揚げ えび きす

ちらし寿司 玉子焼き
野菜のお味噌汁


都合によりちくわの磯辺揚げはなくなり、玉ねぎとちくわのかき揚げになったがそこは仕方ない。
天ぷらを一つずつ全種類食べると言う方が何人かいたので、そんなには無理でしょと思いつつもお皿においてあげるときれいに完食していてビックリ。
中にはあれもこれもと選んだものの食べきれず「部屋に持って帰りたいから包んでほしい」と言う方もいたが、このシーズンそれは勘弁してくれ。
食べながら「△△さまが作ってくれたちらし寿司おいしいねー」などと声をかけたりするが、当の本人はもうちらし寿司を混ぜたことは忘却の彼方で「作っていない」と言い張ったり、ちくわをみじん切りにした当人が隣りの席の方に「どうせちくわやるなら磯辺揚げにしたらおいしいのにね」と言っていたりして「お前だよ!」と思ったり、まぁいろいろたいへんだったけど楽しい食事レクでしたー。

コメント