禁煙ご褒美旅行?

2006年10月15日
その後ホテルにチェックイン。
イチコには喫煙の部屋に変更したことは言っていないし、「マコ(イチコ)がタバコをやめたおかげで禁煙ルームに泊まれるねー」とわざとらしいくらい強調していたので、私が一番に部屋に入りすばやく灰皿を隠した。
ちょっと部屋で休憩した後、門司港レトロ散策。
いつもの旅のパターン的に言うと、3人でしばらく近場をうろつき、その後イチコが疲れた頃を見計らってホテルの部屋まで送り届け、そして姉妹でちょっと遠くまで散策するのが定番である。
この日もそのパターンであった。
門司港ホテルはカードキーなのでイチコは操作方法がわからないため、一人で部屋の出入りはできない。
それに一人でエレベーターに乗ることも嫌がるので、私たちはわざわざ部屋まで送り届けてから再び探検へ。
散策しながら「イチコ今頃吸ってるかな?」、「いやー、きっとタバコ持ってないし吸えないでしょ」と話す。
タバコを買うならホテル内の自販機で買うか、近くにあるコンビニまで行かなくてはならない。
見たところホテル内の目に付くところには自販機はなかったし、どっちみち部屋を出てエレベーターに乗らねばならず、それはイチコにはちょっと難しいのではないかというのが私たち姉妹の見解であった。
充分門司港を堪能して、夕方になり私たちはベンチに座って海を見ていた。
ふと「ここって部屋から見えるんじゃないの?」と気づき、イチコにTEL。
「窓から外を見て」と言ってホテルに向かって手を振ると、こちらからは見えないがイチコからは私たちが見えたようで電話のむこうで喜んでいた。
無邪気に喜ぶイチコを「かわいいのう」と思いつつ、「じゃあ、もうすぐ帰るからね」と言って美幸ちゃんにも代わると、イチコと話しながら美幸ちゃんの顔がやや曇った。
「ふん、ふん、それでどうしたの?あー、そう」
イチコから何らかの報告を受けているようである。
何事かしら???

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