8／11　内輪の会?

そんなわけで、今の病院の人手不足が解消され次第直ちに転職を考えている私としては、Mさんからお勧めの転職先を含め、いろいろな業界話を聞きたいと思っていたのだが、そういえばMさんはあまり自分のことを積極的に語るタイプの人ではなかったのであった。
そうでしたね。忘れてました。
なのであんまりたくさん話は聞けなかったが、まさにMさんはリハビリの先生にぴったりな人柄なので、少ない話の中からも理学療法士として着実にキャリアを重ねているらしきことが察せられてうれしかった。
先日の同窓会に出席したゼンポさんやオモトさんの話を聞くと、元同僚たちも皆それぞれ頑張っているようである。
同じ業界にとどまっている人が多い中、意外な仕事についている人もいて感慨深い。
正直女の人たちはつぶしも利かず、かといって新しいことを一から始めるほど若くもなく、嫁にも行かず、くすぶっている人が多いようだ。
こうして言葉にするとなんだかさびしい印象だが、でもきっとそれぞれその人なりに楽しくやっているに違いない。
私もそうだし。
そして同窓会の席上でトモユキさん（Mさんの次の次の私の直属上司）が、私と密に電話でやり取りしていると吹聴していたらしい。
確かに一時期、週1ペースで電話がかかってきていたのだが、こちらからかけたことは一度もないし、それだって最近はとんとご無沙汰である。
ゼンポさんとオモトさんはそういう事情をすべて知っているので「ちゃんと否定してくれた！？」と聞くと、「いや、『あんなこと言ってる』って2人でニヤニヤしながら聞いてた」。
そこはちゃんと否定してくれよ！！
別にトモユキさんは悪い人ではないし嫌いではないのだが、最も「そういう仲」だとは思われたくない類の人なのである。
結局ファミレスに場所を移し、日付が変わる頃まで思い出話と互いの近況を声が枯れるほど語り合う楽しい夜となった。
社交辞令ではなくまたやりましょう！！