私たちがリバーウォークでご飯を食べるときはたいていラーメンになることが多い。
今日も「時間があるから何を食べるかゆっくり考えよう。なんだったら魚町のほうまで行ってみてもいいし」と余裕をかましていたのだが、迷いすぎて時間がなくなり、結局手っ取り早いラーメンに。
しかも本格的に時間が押し、ラーメン横丁の中でなるべく行列の短い店を選ぶというていたらく。
それでもけっこう並んでいて、並びながら順番に食券を買いに行った。
まずめぐが先に行ったのだが、何を買ったか内緒にするというのが私たちのルールである。
その店はラーメンの種類もサイドメニューも多かったのだが、私は塩ラーメンのこってりとビールを購入。
食券を買ってすぐ、待ち時間短縮のためにお店の人(ココリコの遠藤が何かを間違ったみたいな人だったので遠藤呼ばわりしていた)が食券を回収に来た。
めぐは私が遠藤に2枚渡したことを目ざとく見ており、私が何を頼んだのか推理するためにまた食券の自販機をチェックしに行った。
「わかった!おにぎりやろ?もしかしてタマゴ?私もタマゴ買おうかと思ったんよねー」などと間違った推理を大声で披露していた。
普段お昼ごはんを2人で食べるときは、たいていめぐの方がビールを頼み、私は頼んだり頼まなかったりである。
なので気付いてもよさそうなもんなのだが、完全に盲点になっていたようだ。
これで席について私にだけビールが運ばれてきたら、めぐに「ずるい!!」と叫ばれることは必至である。
「たぶんずるいって言われると思うし、あんたも頼むことになるだろうから答えを言うよ」と宣言して「ビール」と言うと、案の定めぐはとてもずるがり、さっそくビールの食券を購入し、遠藤に追加で渡した。
思うツボのようなオンナである。
けっこうすんなり順番がやってきてビールで乾杯!
駐車場からの暑い道のりに耐えたカラダにビールが染み渡った。
ラーメンもおいしくて満足満足。
これからいよいよ麒麟と思うとテンションがおかしくなり、爆笑したかと思えば「ああ・・・」と言ったきり黙りこくったり、大忙しの私たちであった。

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