3/5 実技試験?

2006年3月5日
さて、そんなこんなで実技試験である。
実技試験の課題は年ごとに違っていて、本番10分前ぐらいにその課題が配られる。
その10分程度の間に、課題を読み込みその課題にそった介護を制限時間5分で行うのである。
テキストやビデオで基本動作や過去問を勉強してはいたが、その勉強が生かせるかどうかは課題をもらうまでわからないのである。
過去問の中には、目の見えない人の歩行介助や、「家に帰りたい」とぐずる認知症患者さんをなだめて寝かせるとか、片麻痺の患者さんを寝巻きから日常着に着替えさせて洗面所まで連れて行くとか、いろんなパターンがあった。
声かけをしっかりし、残存機能を生かす(できることは自分でさせて介助しすぎない)というのが基本であるが、私の感覚では「とても5分では無理!」という課題が多かった。
試験は午前中の人と午後からの人に分かれていて、問題の流出を防ぐために、午前中の人も午後の試験が始まる時間までは拉致られており、会場への出入り口も別々、携帯も預けるという徹底ぶりである。
終わった者から順次帰れるが、自分の試験の時間が何時ぐらいになるのかは行ってみなければわからない。
午後の部の一番最後の人の終了時刻は5時ぐらいですということのみ伝えられていた。
入り口で携帯を預け、自分の受験ブロックを確認。
全部で500人ぐらい人がいるだろうか?
私のブロックはA・B・C・Dの中のBブロックであった。
わりと早く終わりそうである。
各々介護服に着替えて試験についての説明を受ける。
まずは控え室(ここ)で自分の番号が呼ばれるまで過ごす。
ここでは参考書などを見てもOKである。
Dブロックの人はおそらくここで3・4時間くらい待たされるのであろう。
Bでよかった。
そして番号が呼ばれたら待機室に移動。
ここで課題が配られるので、もう参考書も見れないし受験者同士の会話も禁止である。
そこで10分程度課題を熟読し、頭の中でその課題にそった介護の組み立てをして、いざ出陣である。
ひー!!

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