トリノオリンピック

オリンピックが閉幕し、選手団帰国記者会見なども行われ、本当に終わったなぁというカンジである。
私はフィギュアとカーリングくらいしか注目してなかったのだが。
荒川静香はホントに綺麗だった。
私はオリンピックで自国の選手のがんばりを見て見て泣けるということがイマイチわからなかったのだが（終了後のインタビューなどで泣けることはあったが）、今回荒川静香が滑っているところを見ただけで涙が出た。
本格的に歳をとったものですね。
オリンピック期間中、入院しているわりとチンピラ系の患者さんの体を拭きながら、ふとオリンピックの話になりその患者さんは、「日本は今はふがいない成績だが必ずフィギュアでメダルを取る。安藤美姫が4回転を決めてくれるか、荒川静香が女王の貫禄を見せてくれるはずだ」と力説していた。
フリーの日は私は夜勤中だったのだが、その患者さんがいちいち途中経過を報告に来てくれて、荒川の金メダルが決まったときは「自分がもらったかのようにうれしいのう」と20回ぐらい言っていた。
今回惜しくもメダルは逃したが、私は個人的には村主を応援していた。
ナツコちゃんに似ているからである。
ANTONさんが先日のBYGで「なっちゃん、村主に似てるよなぁ」と言っていたときは「そうかなぁ？」と思ったけど、そう言われて見てみると激似である。
いいなぁ、村主で。
私なんかシドニーのソフトボールの高山樹里ですよ。
まぁホントに似てるけど。
私は村主の、すぐ泣いたり、終わった後で「あー、もう緊張したー」とすぐに素に戻ったりするところが好きである。
たまたまスケートがうまくてオリンピックに出たりしたけど、中身は普通の人なんだろうなーと親しみがわく。
まぁ、その親しみの大部分はナツコちゃんに似ていることによるものなのだが。
結局メダルは1個だけだったけど、メダルを取れなかった選手もわりと「ごめんね。次がんばります」ってカンジでさっぱりしていたところがなかなか気持ちのよいトリノオリンピックであった。