ライヴが終わると民宿に戻りお風呂争奪戦。
私たちの民宿はとてもよかったのだが、お風呂がひとつしかないことが唯一の難点であった。
しかも小さい。
3人ぐらいが精一杯である。
せめて男女が別れていればいいのだが、ホントにひとつしかないので、けっこう殺気立った争奪戦であった。
民宿は朝食しかついていないので、私たちは晩ご飯を食べに出なくてはならない。
しかし、この辺りの店は軒並み早終いで、遅くまで開いている店は一軒しかないらしい。
ホントにそこ一軒なので、サンセットの人たちがそこに集中してしまうらしく、早く行かないとそのお店にも入れなくなってしまう危険性大。
私たちは風呂の前の階段に並ぶという堅実かつ地味な方法でお湯をGET。
しかし、お風呂から出て身支度を整えると、もう日付が変わりそうな時間であった。
キヨクミと合流し、ペッコペコのおなかを抱えてそのお店に向かう。
と言っても私たちの民宿からもう見えているのであるが。
階段を上がる途中ですでにかなり盛り上がっている気配が感じ取れる。
メンバーもいる様子なので尻込みしつつドアを開けると、立ち見(って何を見るわけでもないが)のお客さんもいるぐらいの超満員。
しかし空腹には勝てず、やや無理やり入店。
頼むメニュー頼むメニュー品切れで、しかも厨房大混乱のためか、注文してから品切れを告げられるまでいちいち30分くらいかかる。
ようやく焼き飯ならできるということで、大皿に山盛りの焼き飯を皆でつつきあう。
ものすごくおいしいのはきっと空腹のせいばかりではないはずだ。
焦げたしょうゆ味ベースでめちゃ好み。
福神漬けが添えられてあったのが、ナツヒロには新鮮だったらしいが、私にとっては焼き飯に福神漬けは定番である。
キヨクミも「焼き飯には福神漬け」と言っていたので、地域性の問題であろう。
あなたの地域はいかがでしょう?
って誰に言ってんだか。

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