皇位継承問題

2006年2月11日
秋篠宮紀子様ご懐妊報道で盛り上がっているわけであるが。
私はわりと皇族好きである。
という物言いはものすごく失礼だが、この言い方が一番私のスタンスを的確にあらわしていると思うので言い放ってみた。皇族好きな私にとって今回のご懐妊は喜ばしい限りである。
患者のばあちゃん連中もすごく喜んでいた。
最近めっきりADLが落ちてあまり発語ができなくなった患者さんに、試しに「あのねー、紀子様がご懐妊されましたよ」と声かけしてみると「本当?紀子様?雅子様じゃなくて?」とはっきりした返事が返ってきたので驚いたほどである。
確かにものすごく喜ばしいことであるが、皇室典範改正の是非で揺れている今というのが私にとってものすごく微妙なのだ。
まぁ、私だけではないと思うが。
私は皇室典範改正はもうちょっと慎重でいいのではないかと思う。
だって桓武天皇から2000年の長きに渡って脈々と続いているものを今、断ち切ってもいいのだろうか?
私は正直男系天皇を続けてほしい。
けっこう保守的なのだ。
しかし、それには雅子様が男児をご出産になるか、愛子様が元皇族の男系男子と結婚されるかしないといけない。
(三笠宮寛仁様があげられているような方法もあろうが)
雅子様に「男の子を産め!産め!」とせっつくのも、愛子様の結婚相手の選択肢を狭めてしまうのも、とてもお気の毒な話である。
しかし、これで紀子様が男児をご出産されれば問題解決である。
でも今、宙ぶらりんになっている皇室典範改正問題をいったいどうするのか?
どっちが産まれるか、ふたを開けてみてから決めるというのはなんだか最も失礼なような気がして、私が決められることでもないのに「どうしたもんか?」と頭を悩ませている日々なのである。

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