今日でクロベエが亡くなって一年である。
とても早かったと思う。
父が亡くなったときは一日一日が非常に長く、やっとどうにかこうにか一年が過ぎたときには「こんなに長かったのに、まだたったの一年しかたってないのか」と思ったものである。
そのときはみんなに「一年たったらもう大丈夫」と言われ、そんなものかと思ったが、その言葉は本当で、あっという間にもう6年たってしまった。
矛盾するがこの6年間より、最初の一年間のほうが長かった気がするくらい、長い闇のような一年だったのである。
そのことと思い合わせてみると、クロベエが亡くなってからの一年はホントに早かった。
大好きだったクロベエだけど、やっぱり身内とは感覚が違うのだなぁとそのことがちょっとさびしい気がした。
今日は仕事が10時半上がりの半日出勤で、めぐは休みだというので追悼集会。
「アブラーズの心」でも見ようということになったのだが、めぐの部屋は引越し後まだ片付いてないということで、私の行きつけのネットカフェへ。
ちなみに今日記の更新をしているのもそこである。
おあつらえ向きにレディースデーで半額だし、ランチタイムは600円以下のメニューが一律100円になるので、DVDを見ながらクロベエの好きだったカツ丼とジョージアでベタにやりましょう。
ファミリールームを取ってカツ丼の到着を待つ。
DVDを見るのはカツ丼を食べ終わってからにしようと、部屋においてあったバランスゲームをやることにした。
下が球状になっている塔に人形を乗せていって、倒したほうが巻けというものである。
人形を半分に分けて一体一体順番に置いていく。
こういうことをいくつになっても真剣に盛り上がれるところが私とめぐの最も気の合うところである。
しかし、持ち帰る人や無くした人がいるらしく、人形の数はかなり少なくなっており、結局人形を全部置いても塔は倒れずじまいであった。
なにやってんだか。

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