かぶりましたね

2005年9月16日
毎日毎日祈るような気持ちとともに、ブラックボトムのスケジュールをチェックしていたのだが、ついにその詳細が明らかになった。
そのイベントの名は「あかいやねミュージックフェスタ」。
日程は10月15・16日。
ダダかぶり!!
そしてこれがまたYASSYの言ったとおり、予告をされていたにもかかわらずびっくりしてしまったぐらいの、SAKUのツボをゴリゴリ押すイベントだったのである。
大分の三重町というところの廃校になった小学校を利用して、地元の中高生と一般参加者がブラックボトムから楽器演奏の指導を受け、その成果を翌日メンバーと共にステージで披露するというものである。
マジですか?
行きたいよそりゃ。
でもなんでアブラの、よりによって福岡とかぶるのさ。
私は迷った。
相当悩んだ。
これまではアブラとブラックボトムが重なったらアブラ!と漠然と考えていた。
しかし、この目の前にあるイベントはまさに「私はこういうことがやりたくてサックスを始めたんです!!」と言いたくなるような夢の企画であった。
しかし、私はホントにまったくのずぶの素人である。
サックスをやっていると言うよりは、安物のサックスを持っていると言ったほうが正確である。
行ってみて他の人のレベルが高すぎたらテンパってしまう。
やる曲が難しすぎて全然吹けなくて「こんなことならあっさりアブラに行っておけば・・・」とうなだれる自分の姿が見えるようである。
本当に困った。
しかし、一般参加者の応募要項を見てみると、募集人数は少なく、わりと狭き門の印象があった。
応募者多数の場合や、楽器が偏ったりした場合は選考があると書いてある。
これはどうだかわからないぞ。
地域のイベントだから、地元の人を優先するだろうし、サックスはわりとやってる人が多いからはずれるかもしれない。
しかしはずれたらはずれたでいいのである。
そのときは大手を振ってアブラに行けばよい。
とりあえず申し込むだけ申し込むか。
どっちに行ったほうがいいか、きっと神様が決めてくれるよ。
そう思い、申し込みフォームに記入をしたがこれがまたひと苦労。
遠いからちょっとはアピールしとかないと、冷やかしと思ってはずされてしまうかも。
いや、ここまでアピールしたら選ばれてしまう。そしたらアブラに行けなくなるぞ。
そう思い書いては消し、書いては消しし、やっと出来上がったものを送信した。
ふー、やれやれ。
あとは「神様の言うとおり」である。

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