7／16　ジュピター音楽祭?

そんな悪巧み（未遂）をしているうちにPE‘Zも終わり、残るはエイジアエンジニアとブラックボトムのみである。
しかし、エイジアエンジニアはメンバーの一人が緊急入院してしまったらしく、本来の形でのライヴはできないが何らかの形で出演するということが事前にHPで表明されていた。
何らかの形ってどんな形なんだろう？
ブラックボトムの前になんかちょこっとやるのか、それとも・・・？と思っていると、客席後ろから「♪パラッパパー」
キャー！！
振り返るとブラックボトムブラスバンドの赤いちょうちんの先導の後ろにメンバーの姿が見えた。
いきなりの私のテンションアップに警備員も警戒を強める。
そうそう、あんたたちが警戒するのはこれからですよ。
私が一番にチェックしたのはIGGYのアロハであったが、それは残念ながら私があげたものではなかった。
まぁ、しょうがないか。
一瞬で立ち直り、私の横を通るメンバーに大声援を送る。
「おっ！」という表情の者あり、ニヤリとする者あり、シカトする者あり（←IGGYのことである）。
バースデーシカト、しかといただきました！
長い長いマーチングの末、ステージにたどり着いたメンバーの姿はあまりに遠い。
今までのどの出演者よりも遠く見えるのはなぜだ？
ブラックボトムを遠くから見た記録、おそらく更新である。
自分たちがトリだということがメンバー自身も疑問だったようで、ステージに上がるや否や「ホンマに僕らがトリでいいんですか？って主催者の方に何度も何度も聞いたんですけど『いい！』って言ってくれはったんで・・・」と言って会場を笑かしていた。
いきなり「ワッショイ★ブギ」で会場をつかみにかかり、私もまんまとつかまれる。
YASSYやコーくんが何か言うたびにオーバーアクション気味に反応し（しかもメンバーにはぜんぜん届かない距離なのに）、盛り上がるあまり普段ならありえない表打ちになってしまったり、ややずれ気味に激しくワッショイする私は、完全なる「息子さん」状態であった。
おととしのうたの日コンサート以来、約2年ぶりの「息子さん」降臨である。
我ながらすごい！！