5／17　人生観を変える約束?

IGGYは私の誕生日を覚えているのだろうか？
はっきり言って、覚えてくれていない自信があった。
しかし、どのくらい覚えていないのかに私は興味があった。
それこそ夏だか冬だかすらもわからない1／365の確率なのか、自分となんとなく近いことぐらいはわかってくれているのか？
その興味に抗えなくなり、私はIGGYに聞いた。
「IGGYさー、自分の誕生日はいいんだけど、私の誕生日いつか知ってる？」
IGGYはわりと自信ありげに「7月ー、ええっと、19？」
それマッチの誕生日だから！！
実は私の出産予定日は7月19日だったらしいのだ。
奇しくも姉の美幸ちゃんの出産予定日も7月19日だったらしい。
それが美幸ちゃんは3日遅く、私は3日早く生まれてきたのだという。
だから私の中で7月19日という日はわりと心に刻まれている日であった。
しかしIGGYはそんないきさつを知らないので、単なる間違いである。
「違ーう！！」
わりといい線ついていたのでちょっと安心したが、やっぱり1日でも違うと意味がない。
「じゃあ、10月23日？」
それはやべっちの誕生日！！
なんでいきなり10月に飛ぶかな？
7／19も、惜しいと思わせといて実はまったくのあてずっぽう？
その後、7月をメインに何日か挙げ（7／15と7／17は出てきたのに、肝心の16日は出なかった。わざとか？）、そして全部はずした。
「信じれーん！自分の誕生日にはアロハねだっといて、人の誕生日は覚えてないって・・・。別にお返しくれとか言わんけどさ、日にちぐらい覚えてくれてたっていいんじゃない？」
言ってみればまったくの言いがかりである。
IGGYのことが好きで、プレゼントしたいからあげるのに、自分の誕生日を覚えてくれてないから怒るというのは筋違いである。しかし、IGGYはわりかし素直に「ああ、ごめん。じゃあ、覚えるから、何日？」と聞いてくれた。
「7月16日」
「ああっ！なんや俺7月19日って言ったの近かったやん」
いやいや、一日でも違ったら意味ないのよIGGYさん。