Kさんの晩ごはん?

2005年6月3日
ありえないセンスの和え物も多い。
なんで大根おろしに大豆とオクラを入れて酢で味付けするのか?
しかもこれが食べてみるとおいしいのがまた腹が立つ。
ちなみにうちの病院の大根おろしの味付けは必ず酢である。
「海苔酢和え」といったら酢で味付けされた大根おろしに刻み海苔がパラッとかかったものだ。
どうして品名にメインの大根の名前を一言入れられないのだろうか?
あとは白菜(たぶん生)を刻んだものに、なぜよりによってレーズンと缶みかんを和えるのか?
これについてはさすがに食べないので、味の詳細は不明である。
酢豚にパインは入れるなと言ったはずだ!
春雨の酢の物の上に缶みかんを乗せるのも固く禁止したはずだ!
カレーがおいしいときと味がないときの差が激しいのはいったいなぜ?
などなど、細かい不満は数々あるものの、私は概ね病院の食事には好意的な方である。
だからあえてメニューは見ずに、当日のお楽しみにしていることが多い。
そんな私が、以前からおいしそうだなーと思っていたメニューに「うどん」がある。
牛肉とたまねぎを甘辛く煮たものと、ねぎとなるとと刻み揚げなどが乗っている、何の変哲もないチープなカンジのうどんなのだが、ダシのいい香りがしてなんともおいしそうなのだ。
実際患者さんからの評判もよく、うどんのときはみんな残さず食べている。
患者さん用は温かいうどんなのだが、夜勤者はすぐに食べられないのでダシが別にしてあり、冷やしうどん対応にしてあるのもうれしい。
しかし、晩ごはんにうどんが出ることはめったになく、私は今までにうどんにあたったことはなかった。
そして今日、晩ごはんの前に、患者さんのテーブルのセッティングをしていると「今日の晩ごはんはなにかね?」と患者さんに聞かれた。
「なにかねー?ちょっと見てくるね」と言って献立表を見てみると、なんと今日の晩ごはんはうどんだったのである。
いやっほぅ!

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