今日は「PeaceLoving」でちゃんと尚のベーシスト姿を見る。
曲が終わると、尚がベースを弾いてるときは楽しそうという話になって、それに答えて尚いわく「自分は生楽器だから、自分の気合がそのまま音になるからけっこう疲れる」と言っていた。
私はサックスの「自分の気合がそのまま音になる」ところが特に好きだと感じていたので「へぇー」と思った。
まぁ、私はまだ疲れるほどの曲が吹けないからそんなことが言えるんだろうけど。

広島では書かなかったが、尚のソロコーナーの紋次郎では、尚が演奏している人を一人ずつ切っていき、だんだん音がなくなり、最終的には尚が一人で小芝居をするという趣向がある。
チェッカーズでいうところの「Heart is Gun」方式である。
熱演の尚には悪いが、こっちは自分の目の高さで死んでいるトオルに釘付け。
あまりにもガン見してしまったので、気配を感じたトオルが首を動かしてこっちを見て、バッチリ目が合ってしまった。
慌ててまた死ぬトオル。
しかもさっきより若干あっち向き気味で(笑)。
そして一人芝居に行き詰った尚が「みんなを生き返らせるための呪文を言うから、みんなそれを5回繰り返してくれ」
今日の呪文は「あんたたちゃ、そげなとこでなんばしよっと」
標準語でいうところの「あなたたちそんなところでなにしてるの」である。
素直に「あんたたちゃ、そげなとこでなんばしよっとー!!」と大声で繰り返す私たち。
5回目でみんなむくっと起き上がり「演奏ばしとります」
そこから壊れ気味にギターをかき鳴らすトオル。
キタキタキタキター!
ギターを弾くトオルが好きだ。
腰から下のリズムの取り方とか、トランスに入ったときの髪の振り乱し方とか、気持ちよすぎて変な顔になっちゃうときとか、全部が好きだけど、他のメンバーのテンションを確かめるように、ちょっと後ろ向き加減に弾くときの、後ろから見たときのトオルの形が一番好きだ。
髪の真ん中辺だけ逆に流れていたりするところや、華奢な体から出ているでっかいオーラとか、向こうを向いて見せているであろう爽快な顔や、そういうのを全部含めた形が好きだ。
ああ、そうだ。私は武内享のカタチが大好きなんです。

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