エリクリちゃんの影アナも、メンバーの登場も、私がトオルの名を絶叫したことも、ほぼ広島同様にライヴスタート。
始まると終わってしまう。
そして終わったあと私に残されるのは禊ぎのみ。
始まるなりけっこうブルーになってしまったが、私の目の前にはトオルがいる。
最初のMCで裕ちゃんが「1年ぶりの福岡です。ただいまー」。
次の曲が「RedOnion」ということで、お約束のフィンガースナップネタ。
トオルがフィンガースナップができないことをひとしきりからかわれる。
「楽屋ではもっと鳴ってたのに」と悔しがるトオルをよそに、尚がピシッ・ピシッと軽快に鳴らし、会場が「ヒュー!!」と沸く。
私も苦手なほうだがトオルよりは鳴る(笑)。
そして曲のあとのMCで裕ちゃんが「アルバム作ってて改めて思ったけど、アブラーズ最高だな」
私もアルバム聴いて改めてそう思ったところでした。
それからひとしきりメンバー同士で男前だなんだと褒め合い、またアルバムの話に。
アブラーズはインストバンドなので、曲のタイトルである程度イメージを表さないといけないのでタイトル決めに苦労したという話。
「キザな奴」のタイトルがもう少しで「谷中」になるところだったらしい。
というのもスカパラの谷中っちがキザだから。
尚が「俺は谷中に逢うたびに『谷中くん』とは呼ばずに『よう!いんちきイタリア人』と声をかける」と言うと、トオルも「あいつはキザだよ」
ということで「谷中」ならぬ、「キザな奴」を演奏。
そう思って聴くと確かにそうかも。
ブレイクタイムでは今日は食べ物の話。
福岡は「食べ物がおいしいよね」という話からトオルが「福岡に帰ると必ず食べるものってある?」とふると尚がすかさず「うどん」
私たちも今日食べたもんねーと(正確にはうどんすきだが)にんまりしていると、トオルが「ゴマさばもうまかったな」。
トオル的には何気ない一言だったのだろうが、ゴマさば好きの私は「ゴマさばっ!?」と変なところで食いついてしまい、裕ちゃんにチラ見されてしまった。
声が通るのも良し悪しである。

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