メンバーが椅子に座り、お姉さんがソデからお酒を持ってきて「カンパーイ」。
ああ、「アブラーズの心」のときは、クロベエが「でっかい口内炎ができてる」って言ってお酒が飲めなくって、ブレイクタイムでウーロン茶飲んでたんだよな・・・あれからまだ1年半くらいなのに、いろんなことがあったなあ・・・とゾッと背筋を走るものがあった。
しんみりしかかったものの、裕ちゃんがトオルのギターを持って何か弾き始め、それとともにポエジーな小芝居が始まって思わず引き込まれる。
そしてトオルがごそごそとピアニカを取り出し(ケンタの学校用)、トオルがピアニカ、裕ちゃんがギター、尚がベースで「PeaceLoving」
トオルのピアニカ姿が子供仕様(マウスピース直結ではなく、間にチューブがある)で笑える。
まあさんが子供の頃ピアニカのチューブを首に一周させてマウスピースをくわえていた写真をなんとなく思い出した。
実はこのとき私はトオルのピアニカ姿に夢中になりすぎて(子供仕様なのにとにかくかっこよかった)、尚がベースを弾いていることにまったく気づいていなかった。
終わったあとで「あら?尚之ベース持ってるけど??」と気づいたのだ。
福岡ではちゃんと見よう。
ブレイクタイム終了後は、お待ちかねのソロコーナー。
まずはトオルからでMCの後「・・・・・・こんな俺でもいいだろ!?」
もちろんじゃん・・・とボォーッと口を開けて胸を詰まらせているといきなりトオルは「ギャオー!!」と絶叫し歌い始めた。
♪闇に隠れて生きる 俺たちゃ妖怪人間なのさ
「妖怪人間べムのテーマ」である。
素敵☆
トオルのキャラにも声にも合ったナイスな選曲である。
♪けもののようなこの体〜
この後「早く人間になりた〜い」という台詞が入るはずなのだが、そこで尚がやや遅れ気味に「ベロ!」。
あら?はずしてきた?と思ったが、トオルがコケていたのでどうやらこれは尚のマジボケの模様。
それにしても「妖怪人間ベム」でこれだけかっこいいってどうよ?
私はしつこく「こんな俺でもいいだろ!?」を心の中で反芻し、「こんな俺でも・・・じゃなくって、そんなあなたが大好きなんです」と胸を熱くしながらトオルを見ていた。

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