初ひやり?

2005年3月14日
以前に書いたと思うが、病院で働き出してから約2年半、まだひやりはっとを書いたことがないのが私の自慢であった。
(ひやりはっとについては2004年10月15・16日付の日記に詳しく書いているので、よかったらご参照ください)
しかし、ついに書かされるときがきたのである。
しかもミスのほうで。
先日出勤すると同僚のイノウエさんに、逢うなり「ひやりはっと書いてね」と言われた。
なにー!?
まったく心当たりがなかったので「なんでですか?」と聞くと、リーステレビのリモコンがなくなったのだという。
患者さんが入院中に見るテレビは、うちの病院では希望者に貸し出しするというシステムになっている。
病院によっては全ベッドに備え付けてあって、見る人はテレビカードを購入するというシステムのようだが、それだとテレビをよく見る人にはかなり割高になるようだ。
うちの病院ではリース業者から預かっているテレビを1日200円で貸し出している。
ずっと見ても200円だし、その日全然見なかったとしても借りていたら200円である。
テレビを借りていた患者さんが退院すると、その患者さんのベッドサイドからテレビを引き上げて所定の場所に持っていくのだが、その中に一台リモコンのないものがあったらしいのだ。
いろいろ話を総合すると、ここ2日間に退院した患者さんの誰かが使っていたテレビらしいのだが、あいにくその2日間は退院患者さんが集中しており、どの患者さんが使っていたか特定できない。
特定できればその患者さんに電話をして「荷物の中にリモコンが紛れていませんでしたか?」と聞くこともできるが、その患者さんが使っていたかどうかもわからないのに、退院した患者さん全員に探させるというのもはばかられることである。
ということで、どの患者さんがどのテレビを使っているかわかるようにしていなかった補助看サイドの落ち度ということで、我が病棟の補助看と看護学生が全員ひやりはっと提出ということになってしまったのである。

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