外に出た私たちは、これまたお約束の出待ち。
私は年明けすぐにKEITHでブラックボトムに逢えるが、九州チームのみゆきちゃん、清美ちゃん、クミコちゃん、フクちゃんは春までブラックボトムに逢えないのだ。
今こんなに寒いのに、暖かくなるまでブラックボトムに逢えないなんて考えただけで気の遠くなる話である。
それだけに九州チームのみんなは「悔いの残らないようにしっかりお別れしたい」と言っていた。
そりゃそうでしょう。がんばれみんな!
一方、私はとても気楽な立場であった。
またすぐに逢えるというのもさることながら、IGGYとの今年の締めくくりは、もう午前中に終わっていたからである。
渡しものもしたし、IGGYはやさしかったし、言うことなしである。
それにIGGYはチキンのライヴ後はあまり外に出てこないし、出てきても2階から出てきて正面に回るという、単なる通り道的な出てき方で、いつも急いで入ってしまう。
実際今日も、わりかし早い段階で出てきたが、急いでいるみたいだったので声もかけなかった。
でも朝ちゃんとやさしかったので満足だった。
私は満足したのでよかったのだが、他のメンバーがなかなか出てこない。
私たちは寒空の下、いつまでも待って、最終的には九州チームのみんなも、それぞれのイチ押しメンバーとちゃんとお別れの挨拶ができた。
みんな自分のイチ押しメンバーが出てくると、とりあえず後ずさりし、「行きなよ」と言っても「いや、やっぱりいいです」と初期の私のように尻込みするのだが、最後にはみんな「しばらく逢えないからハグしてください」とものすごい要求をして、それぞれ願いは叶えられていた。
そこが初期の私とは違うところである。
っていうか私にはいまだにそんなお願いはできないが。
とにかくみんながHAPPYに今年を締めくくることができて、めでたしめでたし・・・だったのだが、そんなみんなのHAPPYを吹き飛ばすような大暴れを、最後にこの私がやらかしてしまい、35にもなって、全然人間的に練れてない我が身を目の当たりにしてしまい、なんだか切ない2004年ライヴ納めであった。
ごめん。

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