旅2日目。
今日は熊本から佐賀へ、のんびり一般道を通って移動。
IGGYに昨日撒かれたことをきっかけに、今日のドライブトークのテーマは「ファン心理について」。
類は友を呼ぶとはよく言ったもので、私の周りにはスターに現を抜かしている人がとても多い。
私も含めて、と言うか、私を筆頭に、と言うか、いい年をして結婚もせずに各々のスターを求めて西へ東へ行ったり来たりである。
その姿は単なる「ファン」や「好き」を超えて、「執着している」という言葉がふさわしいのではないかとよく思う。
私なんかはまだ報われている方で、中には自分のスターからないがしろにされまくっても、ものすごい勢いで執着している人もいる。
その執着のパワーはどこから来ているのかと、私は常々考えていた。
そして思った。
きっと私たちはその相手であるスターから、何かすごいことをいわれているに違いない。
そんなこと言われちゃ執着してもしかたないだろうというような何かを。
実際口に出して言われたのか、前世で言われたのか、その人の発言や振る舞いから感じ取ったのか、ただ単に「言われたような気がした」だけなのかは人それぞれだと思うが、絶対なんか言われているのだ。
私にも、言われた覚えはないけど、トオルやIGGYから言われた言葉がある。
言われたときのことを覚えてないから、前世で言われたのか、魂に訴えかけられたか、そこら辺のことはよくわからないけど、言葉や言われたときの気持ちは、心に深く残っていて、それが私をトオルやIGGYに執着させているのだと思う。
そんな話から、私とめぐの共通の、スターに現を抜かしている知人の名前を挙げては「あの人はいったいなんて言われてああなっちゃったのかな?」とか、「あの人はきっとこんなカンジのことを言われたに違いない」と推測しまくっているうちに、めぐ号は佐賀に着いていた。
そして結論は「私にあんなことを言っておきながら撒くって、梅口いったいどうよ!?」であった。
IGGYはきっと「そんなこと言ってない!」と言うであろうが。

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