縁談
2004年12月29日よく患者さんや、患者さんの家族の方から、結婚して子供がいるという前提で話をされる。
「子供さんは何人いるの?」とか、「今日は泊まり(夜勤)?泊まりのときは旦那さんのご飯はどうするの?」というカンジである。
まあ、年齢的に見て子供がいる方が普通な年齢だし、この年で「この人はもちろん結婚してないだろう」と決め付けられるほうがキツイかもしれない。
そして仕事のときは、私はいつもよりちょっと落ち着いたカンジである。
看護婦さんたちは同じくらいの年の人が多いのだが、補助看には同じくらいの年の人がいなくて、若い子は20代に入ったばかり、そして5階病棟では私のすぐ上は56歳である。
おばさんたちほどずうずうしいカンジも出せず、かと言って若い子にも紛れ込めず、一人なんとなく貞淑なカンジをかもしだしているのである。
だから、普通に結婚していて子供がいると思われることはやぶさかでないのだが、「独身なんですよ」と言うと「えっ、なんで?」と言われるのは困る。
なんで?って・・・ねぇ。
中には「独身なんですって、威張っててどうする。早く結婚しないと!」と怒り出す人もいる。(じいさんに多い)
めんどくさいので「なかなか縁がなくて」という返事で統一しているのだが、それからしばらくして決まってこう言われるのだ。
「いい人がいるんだけど、お付き合いしてみる気はない?」
中にはすごい具体的な話や、写真を持ってきたりする人もいる。
それがちょっとした知り合いとかならいざ知らず、決まって親戚とかなのだ。
「甥っ子が独りなんだけど」というパターンが多い。
一度など「息子にどうか」と言われ、見舞いに来た息子さんに「この人がこの前話した人」と勝手に紹介されたことさえある。
その息子さんは年こそいっているが(推定42・3歳)、悪いカンジの人ではなく、むしろ一般的にいうと、私にはもったいないぐらいの人であった。
それにしてもすごいチャレンジャーだなーと思う。
こんな嫁をもらうと大変なことになるぞ。
その息子さんを私に勧めた患者さんはかなり神経質なおばさんで、嫁姑関係がうまくいかないことは必至である。
でも問題はそんなことじゃないのだ。
私はきっとあなたの思っているような人ではないのだ。
貞淑なのは仮の姿なのだ。
そして、私は条件や人柄が「いい人」ではなくて、自分の「好きな人」と結婚したいと思っているのだ。
「なんで?」の答えは、そこなのである。
「子供さんは何人いるの?」とか、「今日は泊まり(夜勤)?泊まりのときは旦那さんのご飯はどうするの?」というカンジである。
まあ、年齢的に見て子供がいる方が普通な年齢だし、この年で「この人はもちろん結婚してないだろう」と決め付けられるほうがキツイかもしれない。
そして仕事のときは、私はいつもよりちょっと落ち着いたカンジである。
看護婦さんたちは同じくらいの年の人が多いのだが、補助看には同じくらいの年の人がいなくて、若い子は20代に入ったばかり、そして5階病棟では私のすぐ上は56歳である。
おばさんたちほどずうずうしいカンジも出せず、かと言って若い子にも紛れ込めず、一人なんとなく貞淑なカンジをかもしだしているのである。
だから、普通に結婚していて子供がいると思われることはやぶさかでないのだが、「独身なんですよ」と言うと「えっ、なんで?」と言われるのは困る。
なんで?って・・・ねぇ。
中には「独身なんですって、威張っててどうする。早く結婚しないと!」と怒り出す人もいる。(じいさんに多い)
めんどくさいので「なかなか縁がなくて」という返事で統一しているのだが、それからしばらくして決まってこう言われるのだ。
「いい人がいるんだけど、お付き合いしてみる気はない?」
中にはすごい具体的な話や、写真を持ってきたりする人もいる。
それがちょっとした知り合いとかならいざ知らず、決まって親戚とかなのだ。
「甥っ子が独りなんだけど」というパターンが多い。
一度など「息子にどうか」と言われ、見舞いに来た息子さんに「この人がこの前話した人」と勝手に紹介されたことさえある。
その息子さんは年こそいっているが(推定42・3歳)、悪いカンジの人ではなく、むしろ一般的にいうと、私にはもったいないぐらいの人であった。
それにしてもすごいチャレンジャーだなーと思う。
こんな嫁をもらうと大変なことになるぞ。
その息子さんを私に勧めた患者さんはかなり神経質なおばさんで、嫁姑関係がうまくいかないことは必至である。
でも問題はそんなことじゃないのだ。
私はきっとあなたの思っているような人ではないのだ。
貞淑なのは仮の姿なのだ。
そして、私は条件や人柄が「いい人」ではなくて、自分の「好きな人」と結婚したいと思っているのだ。
「なんで?」の答えは、そこなのである。
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