今日は昼過ぎに鹿児島を出るバスで帰るので、駅前をぶらぶら歩いたりお土産を買ったりしてすごす予定。
かつていろんな町を旅している私であるが、やっぱり合う町と合わない町がある。
合う町のナンバーワンはやっぱり沖縄。
暑さ嫌いの私であるがそんなことを超えて圧倒的に「合う」のだ。
あとは仙台もすごく合うと感じた。
しかし縁はないようで一度しか行ったことがない。
合うか合わないかは商店街を歩くとわかる。
熊本の下通りなどは圧倒的に合う。
松山の商店街も合う。
逆に合わないのは名古屋である。
何度も行っているのに町の印象がほとんどない。
名古屋でいやな目にあった覚えはまったくないのに、やっぱりなんとなく「合わない」のだ。
そして鹿児島は合う。
昨日行った天文館あたりは好きな商店街ベストファイブに入るであろう。
そして鹿児島中央の駅前もいいカンジになっていた。
アミュプラザができていて都会っぽくなっているのもいいし、駅前商店街のひなびたカンジもとてもよかった。
お店の人の応対もとてもよく、従業員が若い男の人ばかりのお土産やさんがあったのだが、いまどきどこからこんなに素朴な人ばかり集めてきたのだろうというくらい、皆とても親切でそれでいて押し付けがましくないのだ。
イチコも美幸ちゃんも、若い男たちの目くるめく接客に心を奪われ、調子に乗っていろいろと買い込んでいた。
私はお金がなかったので買えなかったのだが、持っていたらかなりの金額を使っていたに違いない。
イチコや美幸ちゃんをそそのかし、「あれもおいしそうよ。これも食べたいな」と便乗して、家で食べる用にいろんなものを買わせることに成功した。
そこまではとてもいいカンジの旅であったのだが、私たち親子の旅にいつも立ちはだかる最大の壁が、今回も私たちのすぐそばまで忍び寄っていたのであった。

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