パレードも終わり、後はライヴを楽しむのみの私である。
昨日清美ちゃんがIGGYと私の写真をプリクラ風シールにしてくれたので、早速携帯に貼ってレベナックで見せた。
そのとき「IGGYにも一枚あげようか?携帯に貼ったら?」と念のため言ってみたら、なんと貼るといってくれた。
しかし、そのとき私はシールをホテルに置いていたので「明日渡すから貼ってね!」と念を押しておいた。
なので今日貼ってもらおうと思ったのだが、いざ渡そうとするとやっぱり拒否られた。
昨日はいいって言ったくせにー!!
まあ、こんなことだろうと思ってはいたけど。
それから渡し物をし、昨日の宿題について聞いてみる。
「みんなの名前覚えた?今日みんなテストするって言ってたよ」
IGGYは自信満々に「おう、覚えたで」と言い、昨日座っていた順に一人一人名前を言った。
最後の2人は「それから、清美に、みゆきやー!」と呼び捨てで言い放っており、かなり男前だった。
昨日の段階では酔ってた上にあんなにグダグダやったのに。
ちょっと感心。

今日のライヴはいつもと違う場所で、紫川をバックに。
階段に腰掛け、ステージを見下ろすカンジで、薄く日が暮れてきて、紫川が文字通りうっすら紫色に染まってきた頃ライヴスタート。
ロケーションのよさだけでちょっと泣けてしまうカンジであるが、「BE FREE!!」、「理由はいらない」と続くセットリストにも泣かされる。
まさかここで「理由はいらない」が聴けるとは。
ライヴが進むにつれ、紫川の紫色は濃くなっていき、その色はブラックボトムを好きな気持ちとともに、私の心に深く深く染み込んでいった。
この2日間の楽しかった気持ちは、私の目から涙となってどんどん溢れ、ライヴが終わるとみゆきちゃんとお互いの泣き顔を笑い合った。
その後も流れているCDの音にあわせて、10月にしては寒すぎる空の下、いつまでもワッショイワッショイ盛り上がっていた私たちであった。

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