10／9　リバーウォークでワークショップ?

一瞬打ちひしがれたが、気を取り直し受付へ。
今日は雨なので近くの小学校を借りて、予定通りワークショップを行うらしい。
今日は地元の中学生がメインということで、総勢100人ぐらい。
雨の中、ぞろぞろと小学校へ移動。
メンバーも「雨いややー」と言いながらもちゃんと歩いて移動していてかわいらしい。
小学校に着くと、先日のマーチングフェスティバルに参加していた香月中学の生徒たちがそろいのコスチュームで集まっていた。
他校の生徒たちも若干いたが、本日大人チームは私を含め数名でみんな顔見知りであった。
しかも大人チームで管楽器は私のみ。
これでうまけりゃいいのだが、実力のほどは中学生以下なのでいささか居心地が悪い。
でもいざパート練習が始まってみるとこれがまた楽しかった。
何しろ人数が多いのでパートごとに、どのフレーズを何回吹くという打ち合わせをして、みんなで合わせるだけなのだが、私の実力と内容がジャストミートで、しかも人数が多いのでちょっとやそっと間違ったって全然わからないのが気楽でよかった。
しかし、打楽器チームのみんなが「すごーい！かっこいい！」などと言ってくれるのが恥ずかしい。
ホントは全然かっこよくないのよ。
でも私も自分が楽器を買うまでは同じように思っていたので、きっと本心から言ってくれてるのであろう。
開き直って、ちょっとできるフリをしていた。
できるフリができるようになったあたりが北沢音楽祭のころと比べて格段の進歩である。
中学生のリズム隊に王子さんがかなりねっちりと教えているのを見てスネアまでやりたくなってしまった欲張りな私であった。
練習中に中学生の先輩たちが後輩たちにあれこれ指示をしたりしているのを見て、自分の学生時代を思い出しうらやましくなった。
この子たち、これからいろいろ楽しいこととかつらいこととかを経験して大人になっていくんだなあ。
そのときそのときで「もうだめだ」と思うこともあるかもしれないけど、それを乗り越えたらまた楽しい未来が待っているよと、親戚でも我が子でもないその子達の将来に思いを馳せていると、なんだか鼻の奥の方がツーンとなってきた。
まあ、まだ私も、その道の途中であるが。