2時まで寝ない

2004年9月19日
梅田からホテルまで、歩きながらずっと今日の楽しかったことを話す。
今日はヒロコちゃんはもう帰ってしまったが、私とナツヒロ3人寄れば話はいつもブラックボトムのことばかり。
「今日のライヴ楽しかったね」
「やっぱりブラックボトム大好き」
「ブラックボトムに出逢えてホントによかったー」
特にこの3つの言葉は、ライヴの後に必ず交わされる定番のセリフである。
ホテルに着いて、お風呂にお湯をためながらも、しつこくブラックボトムの話で盛り上がっていたが、先にお風呂に入らせてもらうと、とたんに夜勤疲れが襲ってきてしまった。
今日が夜勤明けだったなんて、そんなこと、今の今まで忘れていたよ。
さっき電車の中でナツコちゃんがIGGYに「今日IGGY何時に寝る?」と聞いていた。
「うーん、今から帰って風呂入って・・・2時ごろかな」
「じゃあ、私たちも今日は2時まで起きてる」
そう言ったナツコちゃんに激しく同意し、「うん、うん、そうだね。私たちも2時まで起きてるから、IGGY気をつけて帰ってね」と言った私だったが、実際にはナツコちゃんがお風呂から出る間さえ待てず、眠りに落ちてしまった私であった。

翌朝めざましテレビを見ていると、昨夜遅く加古川で一家惨殺事件があったと報じられていて、すわ、IGGYか!?と驚いたが、幸いIGGYは被害者でも加害者でもなく一安心。
ナツコちゃんと10時前に大阪駅で別れ、私はこの夏の友達18きっぷと共に今日は一日電車の旅。
「あー、IGGYも昨日こうやって加古川まで帰ったんだなー」と車窓の風景に目を走らせる。
昨日撮ったばかりの携帯の待ち受け画面にいまだ慣れず、何気なく携帯を開くたびに、IGGYのダラーッとした笑顔が目の中に飛び込んできて、いちいちハッとしたり、腰砕けになったり。
そんなことを繰り返しながら、夜になり、ようやく家族の待つ家へと帰りついた私であった。

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