7/11 音の子祭々?

2004年7月24日
パレードが終わったあとは軽く腹ごしらえして夜のライヴに備える。
日曜日の下北沢はどこも混雑しており、なかなかご飯を食べるところが見つからず、さんざん探して某デリに腰を落ち着けゴーヤのロコモコを食べていた。
するとオープンテラスに座っていた男の人を道行く人がやたらと携帯で撮影していた。
有名人かと思っていたらそうではなく、猫を連れていて、その猫をどうやらひざの上に乗せて本を読んでいる感じに配置しているらしい(店内から受けたニュアンスなのでポーズ等若干違うかもしれない)。
そういうのってどうかなあと私は思う。
私はかなり猫好きだが、その画像はいらない。
猫にそのポーズは苦痛のはずだ。
そして、猫にそのポーズを取らせることで、そのおじさんも持ってきた本を読めないであろう。
要するに作為的なのだ。
おじさんは休日の午後のひと時を、コーヒーでも飲みながら読書をしてすごそうと思って来たわけではなく、ただキャーキャー言われたかっただけなのだ。
猫はお前の小道具か?
そんなことでちょっと不愉快になってしまった私であった。
よき頃となったのでタウンホールへ。
会場前はけっこうな列ができていたので最後尾へつく。
整理番号がついていて、たいした番号ではなかったし、開場時間が近づけば、整理番号順に並ぶように促されるであろう。
去年までもそうだったし。
しかし、やや押しで開場の気配が強くなったそのとき、なんといきなり、その今並んでいる順番のままで客入れが始まったのである。
「マジ?」
まあ、私たちは実番号とそう大差ないところにいたし、そんながっつく気分でもなかったため、そう暴れもせず、中に入った時点で最善と思われる席を取った。
そして「X」の曲を歌って楽しんでいると、みゆきちゃんが前から青ざめた表情でやってきた。
「整理番号何番でしたか・・・?」
聞いてみると、みゆきちゃんは今日1番のチケットを持っていたらしい。
それでもそれに甘んじることなくちゃんと早くからきて並んでいたようだ。
そしていきなり並んだ順に入れられ、別に一番最初に並んでいたから一番最初に入れたし、思い通りの席も取れたのだが、整理番号無視の主催者サイドにとてもショックを受けていたようだ。
結果は同じでもプロセス重視のそのみゆきちゃんの姿にはとてもシンパシーを覚えた。
それにしても、よっぽどショックだったんだろうなー。
顔色変わっちゃってたし。

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