7/6 カタコトIGGY
2003年7月18日休憩所で屋台のドリンクを飲みながら(じゃんけんに勝つと半額になるというシステムであったが負けてしまった)ナツヒロと話していると、IGGYがやってきた。
そして、ものすごく物言いたげにもじもじしているのを見てナツコちゃんが言った。
「なんか言いたそうだね」
IGGYはうん、とうなずき、それでも何も言わずにもじもじと立っていた。
なにこの人?かわいすぎるんだけど。
IGGYの目線の様子からして、IGGYの物申したい相手はどうやら私のようである。
そのかわいい顔を見ているうちに私はひとつのことに思い当たった。
昨日あげた誕生日プレゼントのことではないか?
今年の誕生日プレゼントに私はアロハシャツをあげた。
熟慮の末、IGGYがよく来ているアロハのシリーズの今年物にすることにした。
何種類かある中で、IGGYには和柄が似合うと思い、もっのすっごーく迷って選んだ。
最終審査まで残ったのが「鷹」と「鹿」で、どっちも超IGGYっぽくて捨てがたかったのだが、断腸の思いで「鷹」にした。
その、私が悩みに悩んで選んだ「鷹」になにかご不満でも?
IGGYはさんざんモジついた挙句カタコトで「アレ・・・昨日・・・アロハ・・・なんでアレ・・・オレ持ってるん・・・全く同じヤツ・・・」と言った。
なんでそんなカタコトなの?
通訳すると、昨日私があげた「鷹」をIGGYは持っているというのである。
なっにー!!
「えー、あんなに迷って選んだのに―・・・。じゃあ『鹿』にしたらよかったー!」
「鹿も持ってる」
何種類もある今年物のアロハの中でよりによってIGGYが買ったのが「鷹」と「鹿」だというのである。
まるでIGGYの心を読んだかのような私のセレクトではないか。
私は気が動転してIGGYにアロハを返せと迫った。
「じゃあ、ちょっと今度逢うときに誕生日プレゼントやり直すからアロハ返して」
「そんなことできへんよ」
「『鷹』はとりあえず私が着るから、今度逢うときアロハ持ってきてー。代わりのん用意しとくから」
「マジでー!?」
というわけで、私のプレゼント大作戦は大失敗だったのだが、それでも、自分が持ってるのとかぶったことを、IGGYがちゃんと言ってくれたことが私には嬉しかった。
カタコトになってしまったのも、IGGYのやさしさの現われのような気がする。
それにしてもよりによって「鷹」と「鹿」とは。
そして、ものすごく物言いたげにもじもじしているのを見てナツコちゃんが言った。
「なんか言いたそうだね」
IGGYはうん、とうなずき、それでも何も言わずにもじもじと立っていた。
なにこの人?かわいすぎるんだけど。
IGGYの目線の様子からして、IGGYの物申したい相手はどうやら私のようである。
そのかわいい顔を見ているうちに私はひとつのことに思い当たった。
昨日あげた誕生日プレゼントのことではないか?
今年の誕生日プレゼントに私はアロハシャツをあげた。
熟慮の末、IGGYがよく来ているアロハのシリーズの今年物にすることにした。
何種類かある中で、IGGYには和柄が似合うと思い、もっのすっごーく迷って選んだ。
最終審査まで残ったのが「鷹」と「鹿」で、どっちも超IGGYっぽくて捨てがたかったのだが、断腸の思いで「鷹」にした。
その、私が悩みに悩んで選んだ「鷹」になにかご不満でも?
IGGYはさんざんモジついた挙句カタコトで「アレ・・・昨日・・・アロハ・・・なんでアレ・・・オレ持ってるん・・・全く同じヤツ・・・」と言った。
なんでそんなカタコトなの?
通訳すると、昨日私があげた「鷹」をIGGYは持っているというのである。
なっにー!!
「えー、あんなに迷って選んだのに―・・・。じゃあ『鹿』にしたらよかったー!」
「鹿も持ってる」
何種類もある今年物のアロハの中でよりによってIGGYが買ったのが「鷹」と「鹿」だというのである。
まるでIGGYの心を読んだかのような私のセレクトではないか。
私は気が動転してIGGYにアロハを返せと迫った。
「じゃあ、ちょっと今度逢うときに誕生日プレゼントやり直すからアロハ返して」
「そんなことできへんよ」
「『鷹』はとりあえず私が着るから、今度逢うときアロハ持ってきてー。代わりのん用意しとくから」
「マジでー!?」
というわけで、私のプレゼント大作戦は大失敗だったのだが、それでも、自分が持ってるのとかぶったことを、IGGYがちゃんと言ってくれたことが私には嬉しかった。
カタコトになってしまったのも、IGGYのやさしさの現われのような気がする。
それにしてもよりによって「鷹」と「鹿」とは。
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