その後はBEGINの曲で盛り上がりまくった。
「オジ―自慢のオリオンビール」の「♪ビールに託したウチナーの夢と飲むからおいしいさー」と言う歌詞にしびれ、「オバー自慢の爆弾鍋」の前の等さんのトークに泣いた。
なんでBEGINの歌の歌詞はこんなに懐が深いのか。
♪ラフテー ジュウシィ コブイリチー
と一緒に歌いながら、私の目からはやっぱり涙が流れていた。
バカみたいに大声で歌い踊っていた私だが、会場中の人は概ねそんなカンジになっていた。
みんながバカみたいだった。
BEGINはみんなに愛されている。
そして愛される値打ちのある人たちだと思った。
キレキレになっている私の目に、ふと件の「息子さん」の姿が映った。
息子さんもたいへんに盛り上がっており、そのノリ方がたいへん私と似通っており、それもなんかまた泣けた。
BEGINカッコいい!
楽しかった。
これからもずっとずっとこのうたの日コンサート続けていってください。

ライヴ後はアントンハイセルのみんなと那覇市内で沖縄料理に舌鼓。
海ぶどうがとってもおいしくて、そんなことすら「あー、沖縄いいなあ―」って思わされた。
今日のライヴのことと共に話題に上ったのは来月の北沢音楽祭のこと。
北沢音楽祭のパレードのときに、ムービングバンドと称して、ブラックボトムと一緒に演奏してくれる人を募集していたのだ。
別に応募しなくても勝手に楽器を持ってついていくことも可だと思うんだけど、私としては早くはっきりさせたかったのである。
といっても私はタンバリンぐらいしかできず、渋っているのはSAXでの参加のナツコちゃんと、トランペットでの参加のヒロコちゃんであった。
私がほぼ20分おきに「で、ムービングバンドどうするん?」と聞き、そのたびに弾んでいた会話が一時中断した。
そして何度聞いてもその答えは出ずに、結局翌日以降に持ち越されたのであった。

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