5／2　リバーウォーク＠BBBB　−いつか友達になるー

ライヴが終わるとIGGYの元に駆け寄り、さっきampmで買ったタバコを渡した。
「おっ、ありがとう」とうれしそうにしてくれたIGGY。
しかし私があまりにIGGYを見ているのでIGGYに「じろじろ見んといてもらえます」と言われてしまった。
でもそれがまたうれしくてニコニコしていると今度はめぐから「なんでそんなこと言われて笑顔なん？根っからのMやね」と言われた。
うーん、そうかもね。
私がIGGYを独占してたら新しいファンの人が声かけにくいかもと思い少し離れた。
離れたところからIGGYを見ていて、さっきタバコをあげたときのIGGYの笑顔を思い出した。
「IGGYはタバコをあげたときが一番うれしそう」
その自分の言葉がツボにはまりなんだか泣けてきた。
各メンバーは今日初めてブラックボトムを見たと思われる人たちに囲まれて写真をねだられていた。
この人たちがずっとブラックボトムのことを好きでいてくれて、いつか私のブラックボトム友達になる日が来るといいなと思った。
さあ、しんみりしてばかりもいられない。
これからはやり手ババアになる時間である。
楽屋前でMONKYを捕まえ、MONKY好きのめぐのためにあれこれ話しかける。
めぐはまるでさっきまでの私のように、私としゃべるMONKYをただニコニコと見ていた。
赤い壁をバックに写真を撮り合い、「またね」と手を振ってMONKYは楽屋へと入っていった。
私たちは今日1日のことを何度も繰り返ししゃべりながら、めぐ号で宇部に帰った。
車はものすごく混んでいたが、あるときはIGGYになったり、あるときはANTONになったり、またMONKYになったり、おさかな天国くんになったりしながら帰ると、渋滞もまったく苦にならなかった。
時々は夜景を見てしんみりしたりもしたけれど、途中で焼肉バイキングをガッツリ食って、センチメンタリズムを吹き飛ばした私たちであった。