もう一度、さっきの皮膚科のところまで戻ってみる。
どう考えてもこの皮膚科が怪しいのだが、この皮膚科の周りにドリームスタートビルはない。
一つ一つのビルのプレートをのぞいてみるが、やはり全部違う。
そもそもCD屋さんがありそうなビルがないんだけど・・・とふと見上げると目の前のビルの5階に「ドリームスタートステージ」というお店があった。
ライヴバーみたいなところらしい。
このビルじゃないん?
でもそのビルのプレートには違う名前が書いてある。
事前の予習によると、確かにドリームスタートビルというビルは存在しているのだ。
じゃあ、ここではないのか?
そこのビルの3階には「SleeveStrut」というお店が入っている。
CD屋っぽい名前ではないなと思いつつも念のため上がってみると、そこはなんともおしゃれなCD屋さんであった。
ここじゃん!
でも、そこはなんだか入るのがはばかられるタイプの店である。
アイテム数が少なく、CDとレコードが半々くらいの品揃え、いかにも音楽好きな店長が半分趣味でやっているというカンジで、ラック1段にCD5枚ぐらいがさらっとしたカンジで並べてある。
先客は高橋つよしくんみたいな風貌の男の子1人だけだが、常連さんのようで「今かかっちょるのぶちカッコええね。誰のなん?」としきりに店長に話しかけていた。
はっきり言って私はすごく場違いである。
さっさと見つけてさっさと帰ろうと思えば思うほど、棚の商品の上を目がすべるばかりで、なかなか頭に入ってこない。
しかし落ち着いて見るとそもそも邦楽コーナーがかなり少なく、邦楽のラックを見てみるとすぐに見つかった。
ラックには2枚あったのでharuchanの分も合わせてレジに直行した。
お金を払いながら、そういえばSWAMPのBBSに書き込まなきゃと思い、「在庫はこの2枚だけですか?」と聞いてみた。
店長(とさっきから勝手に決めつけているが多分間違いないであろう)は、「いや、まだありますよ」と言ってカウンターの下を探り、「あと5枚あります」と言った。
そのとき店長は手に6枚CDを持っていたのだが、恐らく1枚は自分用に取っておくつもりなのだろう。
お礼を言って店を出てすぐに携帯からSWAMPのBBSに書き込みをした。
ありがとう修くん。おかげでGETできました。

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