12／31　2002年ありがとう

今日で今年も終わりである。
いったいいつの話だという意見もあろうがとりあえず振り返らせていただく。
私の今年の重大ニュースといえばなんといっても転職であろう。
しかし実は転職は私の今年の重大ニュース第2位である。
1位は実は他のところにあったのだった。
でもその件については語れないので、やっぱり一連の解雇・転職のことについって語っておこう。
去年の暮れに民事再生法の申請をした元勤務先が、いきなり全店一斉閉店を発表したのが、今年の1月24日のことであった。
そして1月31日に私が14年間勤め上げた大好きな職場は閉店し、2月8日に全従業員が解雇された。
私は失業保険をもらうために、セブンイレブンのバイトも辞め、完全無職となった。
それまで売れっ子芸能人並に忙しい毎日を送っていた私が、いきなり丸々全部フリーな時間。
かなり毎日好き勝手に過ごした。
今まで私がライヴに行くことの抑止力となる唯一のものが「仕事」であったので、抑止力を失った私はライヴに行って行って行き倒した。
失業保険をもらっていた7ヶ月間は、おこがましさを覚悟で言うと、神様が私にくれた休暇だと思って、特に無職だと言うことへのあせりも感じず、ノープレッシャーノーストレスの毎日であった。
失業保険をもらい切るや否や、あっさり就職し、持ち前のなんでも面白がる性格で最初のつらい時期もなんとか乗り切り、今は毎日とても楽しい。
今年は私にとって転機となる年であったことには間違いないし、自分ではそれは「好転」だったと思っている。
ただ欲深な私は来年はもっともっといい年にしたいと思っているし、来年の大きな野望として「恋をする」というのがある。
果たして来年はどんな年になるか。
来年の年末に私はどんな気持ちで今日の日記を読むだろうか？
なんだか楽しみな私である。