このネタでこんなに書くことになるとは思わなかったぞ。

私たちはバリ料理に舌鼓を打ちながらいろんな話をした。
音楽の話を軸に、私とめぐのストーカー性についてなど。
涼太くんは私とめぐが同じ会社だが事業部が違う(チェッカーズファンだが目当ての人が違う)ということをとても面白がっていた。
たぶん私とめぐが一緒の事業部だったらこんなに仲良くないであろう。
トオル事業部にも仲がよい人もいるが、私とめぐの性格からすると同じ事業部は無理であろう。
2人して井上鉄工所にはまってしまった私だが、たぶん事業部は分かれるであろう。
私たちがミーハーかどうかという話になり、私は「完全なミーハー」、めぐは「ミーハーじゃないよ!」と同時に即答した。
すると涼太くんは言った。
「ミーハーじゃないっていう人がミーハーなんだよ」
確かに私は自覚のあるミーハーで、めぐは自覚のないミーハーかもしれないが、ただ言っておきたいのは私たちはミーハーに人生を傾けているのだ。
私たちにとってそれはもはや娯楽の領域を越えているのである。
その話の流れで「私はライヴ大好きでいっぱい行っているけど、自分自身は何も楽器はできないし、音楽のことはなんにもわかっていないのが悲しい」と言ったら、思いがけず涼太くんが「それでいいと思うよ」と肯定してくれたので、とても救われた気がした。
インゲンも、私がインゲンの奥さんがかわいいと誉めたら「かわいいかどうかは知らんけど、ええ嫁さんよ」とさらっと言っていて、とてもいいなあと思った。
やっぱインゲンいいなあ。
私とインゲンは幼稚園と学習塾が一緒なだけで、学校は全部別々だったのだが、縁が繋がっていてホントによかったと思う。
人として好き。
別におごってもらったからといってこんなこと言ってるわけじゃないけど、とりあえずごちそうさま。
閉店の3時までいて、店を出た。
ブギハウスに向かって歩いていると、向こうから浜本さんがやってきた。
涼太くんが今日のライヴのMCで「帰りは浜ちゃんに乗せて帰ってもらう」と言っていたので探しに来てくれたのだ。
ビックリするぐらいいい人か!?
ばったり逢えたのもかなりビックリである。
私たちは駅前に車を停めていたので、別に駅前で別れてもよかったのだが、やっぱお見送りまでしてこそ「ライヴ」である。
ブギハウスの前まで行って、涼太くんと浜本さんのお見送りをきっちりこなして(インゲンは泊まり)、私たちも帰宅の途についた。
帰りついた時にはすでに朝の5時。
でも私は今から東京行きの支度をし、IGGYに渡す手紙を書かなきゃいけないので、寝ちゃいられないのである。
でも今夜は手堅く帰らなくって正解だったと思う。

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