12/9  初夜勤?

2002年12月20日
ショヤ勤ではないですぞ。
初の夜勤。
入った時に「夜勤は3ヶ月ぐらいたってから入ってもらいます。と言っても半年たってもまだ夜勤に入れられない人もいますから人それぞれですけど」と言われ、そのことをどうやらイチコに告げたらしい。
イチコに言ったとたん私自身はそのことを一切忘れていたのだが、「明日夜勤なんだー」とイチコに言うと「3ヶ月は入れんっていう話じゃなかった?」と蒸し返してきた。
「そういえばそうだ。私はまだ2ヶ月ちょいしかたってないぞ」と言うと、イチコは感に絶えぬ声でこう言った。
「うちの子は天才!さすが!」
これだから親は恥ずかしいのだ。

11月半ばに、12月の勤務シフトをもらってから、おばさん連中に「夜勤に入るんだからオムツ替えを手早くできるように練習しないと」というのを筆頭に、「夜勤に入るから○○しなきゃ」というパターンのことをさんざん言われた。
それぞれは1回しか言ってないかもしれないが、私はほぼ全員から言われるのでたまったものではない。
私の病棟の人は皆「根は」いい人ばかりなので、私のことを思って言ってくれているということはよくわかるのだが、それでもいささかうんざりであった。
4時半に病院に入り、看護婦さんに申し送りを受ける。
その後、こまごました仕事を経て患者さんの夕食の支度。
夕食後、患者さんを寝せていき、7時になると遅番の人が帰っていき、私は一人(準夜の看護婦さんはいるが)になった。
7時から7時半までは夕食休憩。
さっき患者さんが食べていたものと同じ物を支給される。
今日は豚肉のピカタと炊き込み御飯。
わりかしラッキーなほうのメニューに属する。
しかし、炊き込み御飯の味が薄く、さらにふりかけをかけた。
30分しか時間がないのでけっこう慌てて食べる。
そして7時半になると、交代で今度は看護婦さんが食事に行く。
看護婦さんが夕食休憩に行っている7時半から8時までは、完全に私一人になってしまう、けっこう緊張の30分間なのである。
8時になり、やっと看護婦さんが帰ってきたと思いきや、まだまだ夜は長く、拘束時間はあと13時間も残っているのである。

コメント