くらベルト?

これで最後にする。
☆「感ちがい→勘違い」
これなんかはよくある間違いであろう。
☆「気げん→機嫌」
大事を取って「げん」をひらがなで書いたのだが、残念なことに「き」も間違っている。
しかし私も中2のときにテストで「気嫌」と書いてバツを食らった前科有りなのであまり言うまい。
年寄りだけではなく、我が病棟には17歳のオオサワさんがいるのだが、彼女のカーデックスの記入も、間違ってはないがあまりにもギャルである。
☆「『サンポに行こー！！』と声をかけると、『あぁ〜、行こうかぁー！！』と言って行きましたoなんかずぅーっと、ボォーッとしてましたo」
こんなカンジ。でもなかなかほほえましい。
大人になれば治るだろう。
☆「少し寒いと言われましたが気持ちがいいと言われた」
言われた言われたうるさいよ。
それから文体はそろえようよ。
☆「少し身体がきつかったようではあるが全部自分で出来たけれど風呂から上がりふらつきがあり油断は禁物と思った」
句読点一切なしで綿々と綴られている。せめて文章を2つに分けてはどうか？
それに油断は禁物云々はいらないと思う。

ここまで読んで、タイトルの「くらベルト」っていったいなんだよと思っている人が数人ぐらいはいると思う。
くらベルトとはどんなベルトか？
☆「初に来られたころにくらベルト食事おちゃなともとてもじよずになれらた」
前述のワタセさん作である。
これは笑った。
ペニスしっかり以上にウケた。
正解は「初めに来られた頃に比べると、食事、お茶などもとても上手になられた」である。
「初めに」が「初に」なのはワタセさんの定番間違いなので、もうクスッとも笑えない。
しかし「くらベルト」。
なんでベルトがカタカナなんだよ―！？
まさに脳内誤変換。
「おちゃなとも」。ベルトのインパクトに目が行って最初見逃してしまったが、点々抜けてますよ。
「じよず」。もしかしたらワタセさんはホントにじよずだと思ってるのかもしれないなぁ。
そういえばそう発音しているような気がする。
そして「なれらた」。
最後の最後まで目が離せない人である。
それでは最後に衝撃の事実を。
ワタセさんは「カーデックスを書くときに字を忘れるから」と言っていつもポケット辞書を必携しているのである。
その辞書はいつひいてるんだろうな―。
ところでオバ様方みんな、そもそも「カーデックス」ってかけるんだろうか？
そして私もいつかああなるのか？
この日記にも誤字脱字あるけど、少しずつ直していってるので多目に見てね。