10／30　カメ頭胴上げ

今日は小野田の近菜屋でカメ頭チュッパチャップスのライヴ。
もちろん楽しみにしていたのだが、この日が近づいてくるに連れて、今まで地味に心配していたことが徐々に深刻化してきた。
まさか、ジャイアンツ、今日優勝する気じゃあるまいね？
今日が日本シリーズの4戦目に当たることはもちろん知っていた。
「でもね−、いくらなんでも4連勝はないでしょう」とタカを括っていたのだ。
しかしジャイアンツ、トントントンと3連勝。
今日勝てば日本一なのである。
私はちょっとだけ祈った。「今日のところは負けろ」

今日は遅番だったので仕事は7時上がり。
7時10分にビキに病院の入口まで迎えに来てもらい一路近菜屋へ。
行くのが少し遅くなったが前のほうの席が開いていたのでそこに座る。
そのときステージで音合わせをしていたのが、この前サザンクロスでイシカワダイスケくんの前にやっていたしおはらいさむくんであった。
「このまえサザンクロスにいらっしゃってましたよね。今日もよろしくお願いします」と言われてその腰の低さに驚いた。
落ちついて店内を見渡してみると、私のテーブルの横に、髪が長くて髭モジャの男の人がいたのでものすごく気になる。
こじゃれた飲食店にいるにはあまりにも汚げである。
正直言って、なんとなくいやだなーと思っていたが、その人はライヴがはじまるととてもいいカンジでステージを観ていて、悪い人ではなさそうだとちょっと見直した。
しおはらいさむくんの次はカメ頭チュッパチャップス。
今日は涼太くん、オバッチに加え、ブルハが入った。
ハーピストはマサオくんではなくサトちゃん。
というのもマサオくんは正生雄一郎といい、姓がマサオなのである。
正しく生きると書いてマサオ。
私はこの苗字がとても好きなのだが、マサオくん本人はお気に召さないようで、佐藤とか普通の苗字に憧れるとピンクブルータスのBBSに書き込んでいたのだ。
それを受けて、今日は佐藤雄一郎、サトちゃんとして紹介されていたのだ。
私も「サトちゃーん」と声援を送った。
最後は森永セイジさん、だったのだが、このときカウンターにいた髭モジャの人がステージに上がった。
その人は佐々木匡士さんといって、今日森永さんと一緒にやるハーピストだったのだ。
いざステージに上がると佐々木さんはとてもカッコよくて、さっきまでイヤだと思っていたことなどすっかり忘れてやられてしまった。
途中、森永さんのチューニング中に、佐々木さんが物販のインフォメーションをしたのだが、その物言いのやさしさもとてもよかった。
私はやさしい物言いの男の人にとても弱い。
やっぱり人間は第一印象ではわからないものねと思っていると、めぐともりもりさんからジャイアンツが優勝したというメールが来た。
私もビキもジャイアンツファンなので浮き足立ってしまい、ライヴが終わるや否や挨拶もそこそこに直帰した。
胴上げ見んにゃ！！
ジャイアンツ日本一バンザイ！