10／20　ピンクブルータスin福山?

最後は極楽ワンダフルズという3ピースバンド。
このバンドのVo．の新倉さんという人が今回ピンクブルータスを招いてくれたらしい。
新倉さんはピンクブルータスのHPのBBSにちょくちょく顔を出していて、その書き込みがなんかシニカルだったり、挑戦的だったりしたので「どんなヤツなんだろう」と思っていたのだが、書き込みから受けるイメージとは裏腹に、ニコニコしながら歌っていて、決してイヤなカンジの人ではなかった。
ドラムの牛尾さんの結婚式で歌ったという「ひまわり」という曲がすごくよくて、何回も頭の中で反芻していた。
「ひまわり」が入った新倉さんのソロのCDを今日売っているということだったのに、うっかり買い忘れてしまいとても悔やんだ。
極ワンのアンコールの2曲目にピンクブルータスのメンバーをステージに呼びセッション。
曲目はなんと「米美人」であった。
自分から「米美人」を指定したのに新倉さんは歌詞が怪しく、涼太くんもいろんな人に振りつつ歌っていたので、作詞者ながらも歌詞がややおぼつかない部分があり、おそらく私があの場で一番歌詞をしっかり歌えていたと自負している。
ライヴが終わり、みかん。ちゃんに「格太郎」のパンをあげようとしたが、「明日行くから」ということで逆にみかん。ちゃんの働いているパン屋さんのパンを戴く始末。
みかん。ちゃんありがとう。
その後いったん福山駅に向かったものの、時間があるのでリエちゃんと「今日は今まで観たピンクブルータスのライヴの中で一番よかったね―」、「楽しかったね―」と話しながらブラブラと駅前を散歩した。
こんなふうにライヴの感想を語り合いながら夜の街を歩くのもライヴの夜の楽しみの一部なのだ。
一足先にリエちゃんが新幹線で帰っていき、一人になった私がふと明日の仕事のことを考えていると、見知らぬアドレスの人からメールが来た。
一切名乗ってはいなかったが文面から察するに新倉さんからであった。
初めてのメールの書き出しがいきなり「だいたいわかりましたよ」だというのもかなりすごいが、さっき書いたアンケートの返事ともいえるメールをこんなにさっそく送ってくれるマメさもすごい。
私もすぐに返事を返し、やっと来た電車のシートに深く身を沈めた途端、怒涛の睡魔に襲われた。
私の好きなミュージシャンがフル出演する夢を見たから、私はもしかすると夜汽車の中でニヤニヤと笑っていたかもしれない。
あー福山楽しかったなー。