10/1 初出勤?
2002年10月11日私は4階病棟に配属された。
補助看の仕事は配属される病棟によって大きく違うのだが、4階病棟は私の希望どおり介護の仕事が主である。
ということで3・4階合同の朝礼に連れて行かれ、軽く「今日から新しい人が入られました」と紹介される。
さすが人の入れ替わりが激しいところらしく、皆さらりとした反応であった。
朝礼が終わるとさっそくオムツ替えである。
出ましたね。さっそくっすか。
今日は初めてだということで「こんなことするんだなってカンジで見てるだけでいいから」と言われて、見学させてもらう。
2人1組になって「○○さん、ちょっとオムツ見せてね―」と声を掛けて両側からバリッとはがしていく。
うんこまみれになったお尻をボトルに入ったお湯(陰洗)で洗い流し、オムツのきれいなところで拭い取る。
みんなの鮮やかな手つきを見ていると一瞬でその行為に対する抵抗はなくなった。
早く私も上手にできるようになりたい。
オムツ替えの後は、皆それぞれ自分に振り分けられた仕事をするのだが、私はハマダさんの後についてMC(マウスケア)と水分補給の見学をすることになった。
MCってなに???と無邪気に思っていた私は度肝を抜かれた。
歯磨きができる人には歯磨きを、うがいしかできない人にはうがいをそれぞれさせるのであるが、圧巻なのは歯磨きもうがいもできない人である。
そういう人は食べ物や飲み物を口から摂ることができず、全部チューブで体に流しこまれる。
口を使わないので定期的に口の中をきれいに拭いたり、舌ブラシで舌苔を取る必要があるのである。
人の口の中に指を入れ、口の中を拭き取る・・・私にとってはオムツ替えより衝撃的であった。
その後、掃除をしたり、患者さんのご飯の配膳などをして私たちもお昼ご飯の時間となった。
皆の動きに注目していると、お弁当を持ってきていて休憩室で食べるらしい。
そうなん?おにぎり持ってきててよかったー。
10分程度で食べ終わり、皆の世間話を聞いていた。
TVはあるが映らないらしく、文庫本を持ってはいるが、みんながおしゃべりをしているのに読むのもカンジが悪いかと思われた。
午後からはオムツ替えの後、介助浴(車椅子の人のお風呂)。
だが私はシロウトなのでそんな大仕事はできず、居残りしお風呂に行っている人のベッドメイキングや、ベッド周りの掃除。
掃除をしながら窓の外を見ると私の車が見えた。
朝、あそこに車を停めたのがはるか遠い昔のことのように思えるが、まだ2時半ぐらいである。
前の会社のときは「これからボチボチ昼ご飯でも食べに行きましょうか」ってなもんである。
1日がすごく長い。
早くあの車に乗って家に帰りたい。
まるで病院という牢獄に閉じ込められているような気がした。
その後、患者さんにお茶を配ったり、寝返りが打てない患者さんの体位交換をしたり、夕方のオムツ替えをすませお役御免。
さすがに今日一日はホンットに長かったー。
補助看の仕事は配属される病棟によって大きく違うのだが、4階病棟は私の希望どおり介護の仕事が主である。
ということで3・4階合同の朝礼に連れて行かれ、軽く「今日から新しい人が入られました」と紹介される。
さすが人の入れ替わりが激しいところらしく、皆さらりとした反応であった。
朝礼が終わるとさっそくオムツ替えである。
出ましたね。さっそくっすか。
今日は初めてだということで「こんなことするんだなってカンジで見てるだけでいいから」と言われて、見学させてもらう。
2人1組になって「○○さん、ちょっとオムツ見せてね―」と声を掛けて両側からバリッとはがしていく。
うんこまみれになったお尻をボトルに入ったお湯(陰洗)で洗い流し、オムツのきれいなところで拭い取る。
みんなの鮮やかな手つきを見ていると一瞬でその行為に対する抵抗はなくなった。
早く私も上手にできるようになりたい。
オムツ替えの後は、皆それぞれ自分に振り分けられた仕事をするのだが、私はハマダさんの後についてMC(マウスケア)と水分補給の見学をすることになった。
MCってなに???と無邪気に思っていた私は度肝を抜かれた。
歯磨きができる人には歯磨きを、うがいしかできない人にはうがいをそれぞれさせるのであるが、圧巻なのは歯磨きもうがいもできない人である。
そういう人は食べ物や飲み物を口から摂ることができず、全部チューブで体に流しこまれる。
口を使わないので定期的に口の中をきれいに拭いたり、舌ブラシで舌苔を取る必要があるのである。
人の口の中に指を入れ、口の中を拭き取る・・・私にとってはオムツ替えより衝撃的であった。
その後、掃除をしたり、患者さんのご飯の配膳などをして私たちもお昼ご飯の時間となった。
皆の動きに注目していると、お弁当を持ってきていて休憩室で食べるらしい。
そうなん?おにぎり持ってきててよかったー。
10分程度で食べ終わり、皆の世間話を聞いていた。
TVはあるが映らないらしく、文庫本を持ってはいるが、みんながおしゃべりをしているのに読むのもカンジが悪いかと思われた。
午後からはオムツ替えの後、介助浴(車椅子の人のお風呂)。
だが私はシロウトなのでそんな大仕事はできず、居残りしお風呂に行っている人のベッドメイキングや、ベッド周りの掃除。
掃除をしながら窓の外を見ると私の車が見えた。
朝、あそこに車を停めたのがはるか遠い昔のことのように思えるが、まだ2時半ぐらいである。
前の会社のときは「これからボチボチ昼ご飯でも食べに行きましょうか」ってなもんである。
1日がすごく長い。
早くあの車に乗って家に帰りたい。
まるで病院という牢獄に閉じ込められているような気がした。
その後、患者さんにお茶を配ったり、寝返りが打てない患者さんの体位交換をしたり、夕方のオムツ替えをすませお役御免。
さすがに今日一日はホンットに長かったー。
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