9/20 急展開

2002年9月29日
今日は職安の人から電話がかかることになっているが、一体何時にかかってくるのだろうか?
今日は美幸ちゃんが休みだから遊びに行きたいが、電話がかかってくるまで自宅待機しなくちゃいけないので、早くかけてきて欲しいわーと思っていたがなんのなんの。
朝8時半にその電話はかかってきた。
さあ、面接はいつでしょうか?
「今日の1時半ですがよろしいでしょうか?」
ものすごい急だな−。
でもOKした。
それから化粧を施し、また改めて3分間写真を撮りに行った。
今度は近所のスーパーの入口にある機械で撮ったのだが、実物よりもかなり知的なカンジで写っている。
大成功。
昨日撮った写真と並べてみるとかなりウケる。
その足で紹介状をもらいに職安に行き「がんばってくださいね」と励まされやや泣けた。
ええ、がんばります。
グレーのブラウススーツを着て、少し早めに家を出た。
私の見積もりよりも病院は近く、早くつきすぎてしまったので、病院の前で佇み時間をつぶし受付へ。
面接をしてくれる総婦長さんに急用が入ったらしく、しばらく待合室で待たされた。
20分ぐらいと言われたので、自販機でコーヒーを買い、昼メロを見ながら待っていたが、そのうちにふと「これも面接の一部じゃないだろうね!?」と思い衿を正したが、もちろんそんなことはなかった。
約30分待たされ、2階の看護婦管理室へ。
総婦長さんは私の履歴書を見て、まず私の会社が潰れたことを労った。
それからもう働くのが前提の話をされ、あれよあれよという間に「いつから働けますか?」という話になった。
え?もうOKなの?
第一希望としては10月いっぱいブラックボトムのライヴに行き倒して11月から働くのがベストだが、それを正直に言ってしまってはポシャってしまうかもしれない。
ここはやる気を見せるのがベストであろう。
「明日からでもけっこうです」
結局、給与の締め日が月末ということで、10月1日から働くことになった。
今まで何人かに「介護の仕事をしたい」という話をしたが、みんな「大変らしいよー」、「腰痛めるってよ」、「オムツとか替えんといけんのよ」、「なかなか続かんらしいよ」という否定的な話が多かった。
でもそれは「なかなか続かん」かった人から聞いた話だからではないか?
そうは言っても介護の仕事をしている人はいっぱいいるし、そんなただ大変なだけの仕事ならやる人はいないであろう。
それに確かに大変な仕事だとは思っているが、シモ関係のことなんていうのは、やってみりゃそんなにたいしたことではなく、ホントに大変なことというのはもっと精神的な部分に隠されているのではないかと思う。
そう思っていた私に総婦長さんが「精神的に大変な仕事ですけど、反面、他の仕事では味わえない喜びもたくさんあります」と言った。
そのとき私は思った。
「この仕事は、私に向いているかもしれない」
そんなわけで、無事就職決定しました。
がんばるぞ!

コメント