9/19 ハタラコウ

2002年9月28日
そろそろ失業保険も切れるし、ライヴも一段落ついたため、私は今日から就職活動を始めることにした。
来月はブラックボトムのライヴスケジュールがびっしり入っており、できればそれにも全部行ったりしたいのだが、そんなことを言っていたらキリがない。
私はもう充分無職を楽しめた。
気分は三年寝太郎である。
私は寝太郎ほどの偉業を積むつもりはないので、7ヶ月休めば上等である。
7ヶ月も無職でいていまさらであるが、まずは履歴書を書くことから始めた。
自分なりに精一杯丁寧な字で書き、写真を撮りに行った。
家の近所の3分間写真で撮ったそれは、どうみても幼児虐待致死などのヒステリー型犯罪の犯人であった。
しまった!
以前イチコの証明写真をそこで撮らせたとき、イチコは実年齢より20歳くらい年寄りに写っていた。
60歳オーバーの者を20歳老けてみせるとは相当のものなので、絶対にここでは撮るまいと思っていたのに・・・。
私はその写真を見てすっかり疲労し、職安に行かずそのまま家に帰った。
完全に出鼻をくじかれたカンジである。
「今日はもういいや」とゴロンと横になっているうちにホントに寝てしまった。
気付けば夕方4時である。
もう職安も閉まるし・・・と思ったが、私はある人に「今日から就職活動を始めます」というメールを送っていたことを思いだし、そう言ったからには、やっぱり今日中に職安に行こうと思い立った。
私は無職になってわりと早いうちから、次は介護の仕事がしたいと思っていた。
某病院で働きたいと思っており、「次は私あそこで働くんだ−」と勝手に決めて豪語していた。
なので職安に行き、そこの面接を受けたい旨を申し出た。
職安の人に連絡をとってもらったが、病院の面接の担当者が不在だったので、「明日連絡をとって、面接の日時をお知らせします」と言われ、おとなしく職安を後にした。
とりあえず就職活動に着手した。
それだけでけっこう満足していたのだ。

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