9／1　きぃくんに逢いました

開場時間まで間があったので、郵便貯金会館内のティーラウンジへ行った。
100％きぃくんファンで占められた空間であった。
ホントにみんなきぃくんTシャツ、あるいはきぃくんハッピ、あるいはきぃくんTシャツONきぃくんハッピといういでたちである。
それにしてもこのTシャツの種類の豊富さはどうしたことか？
公式グッズだけではなくファンオリジナルとかもあるんだろうな―。
各テーブルできぃくん話が展開されている中、私たち親子は、静かにそれを盗み聞きしていた。
隣りのテーブルの6人組は婆さん1人、おばさん3人、若い子2人という編成だが、たまたま相席になったというカンジではなく、ツアーを一緒に回っている「仲間」のようだ。
たぶん自分たちでそろえたと思われる、チーム名の入ったTシャツを着ている。
あまりにも血中きぃくん濃度の強い人たちに囲まれてあきらかにイチコは気後れしていた。
「やっぱりきぃくんはみんなのものなんじゃねぇ」などと言い、かなりガッカリしていた。
この前の元気人間コンテスト以来、ことあるごとに「涼太くん、涼太くん」と言っていたイチコだが、涼太くんも別にアンタのものではないということを一応教えてやるべきであろうか？
そうこうするうち開場し、私たちは並んで入場し、またグッズ売場で並んだ。
私は念願のうちわを、イチコは自分と友達へのおみやげ用にミラーを買っていた。
席に着き、双眼鏡を調節し、さあ開演。
きぃくんの今回のツアーの様子は、きぃくん出演番組などでかなり予習をしていた。
各曲目のコールの仕方や、演目、年寄りとの交流コーナーがあることなどなど、いろいろ学んだが、その中でもっとも驚愕したのは、きぃくんのコンサートには司会者がいるということである。
その司会者の西寄ひがしはきぃくん以上に出ずっぱりであった。
知らずに行ったらかなり度肝を抜かれたことであろう。
客電が落ち、セリからきぃくんが、ブルーの三度笠をイメージした貴公子スタイルで登場。
きゃー！！きよしくーん！！
大歓声である。
私もつられてうちわを振りながら叫んだ。
私の好きな「ダイナマイトが150t」も歌ってくれたし、チャゲ＆飛鳥の「SAY　YES」も聴けた。
途中からイチコが、私の双眼鏡を奪い、返してくれなかったので腹が立ったが、「まぁまぁ、イチコが楽しかったらそれでいいか」と思い、気を取り直した。
それにしても会場のみなさんも、イチコも美幸ちゃんも、ホントに楽しそうである。
私ももちろん楽しいのだが、私の心の中には昨日のライヴの余韻が強く残っていて、ときどきAPEのことを思い出したりしていた。
それでもやっぱりかわいいきぃくんが、一生懸命歌ったり踊ったりしているのを見て相当癒された。
しかし・・・7時に公演のすべてを終了されてもねえ。