8/23 お寿司の出前
2002年9月1日ここのところ、私の周辺の人間関係は大荒れであった。
この日記に絡むことなので多くは書かないが、まぁそれはそれは大変であった。
私にとっては正に青天の霹靂で、驚いたり、困惑したり、悩んだり、怒ったり、悲しんだりしていた。
久々にこんなに憂鬱な毎日を過ごした。
しかし私以上にやさぐれていたのがめぐで、今朝も私に食欲がない旨をメールで送ってきた。
昨日も食欲がないといっていたが、昼に持って行った差し入れは食べていたから、今日もなにか差し入れを持って行こうと思った。
なににしようかな。
お寿司はどうか?
どうせならおいしいほうがいいから、タコの寿司屋まで行くことにしよう。
イチコを「お寿司をおごってあげる」とおびき出し、タコの寿司屋へ。
席につくなり「おみやげにしたいので折をもらえますか」という私に「美幸ちゃんに?」とイチコが聞いてきた。
そんな、玉子焼きと穴子ぐらいしか食べれんような人に(ここは美幸ちゃんが好きなエビフライ巻きとか、そういう子供だましみたいなネタはあまりないのだ)、わざわざもって帰らんよ。
言うといろいろ詮索されるので言いたくなかったが、言わなきゃ言わないで、男に持って行くのではないかとか勘繰りぐせのあるオンナなので、「めぐがね、悲しいことがあって食欲がないっていうから持って行くんよ」と軽く説明した。
おいしそうなものが流れてくるとすかさずとって、1貫は口の中へ、1貫は折りに入れる。
中トロ、生ズワイ、うに、いくら、馬刺し、玉子、穴子などなど。
さすがタコの寿司屋。
めちゃめちゃうまい。
きっとめぐもこれを食べたら元気になるはずだ。
店内ではおとなしくしていたイチコだが、店を出るや否や「めぐちゃん、悲しいことって何があったん?」と探りを入れてきた。
来た来た。
別に話してもいいんだけど、まだ私の中でも消化しきれていない話なのだ。
歩いて小郡駅に行き、駅の中のおいしい甘栗屋さんで甘栗を買いながら「そのうち話すよ」と言うと、しばらく黙っていたが「失恋?」と聞いてきたので思わず笑ってしまった。
私同様、そこから最も遠い位置にある人間よ。
「いや、そんなんじゃないよ」と、ごくかいつまんで説明すると「めぐちゃんはやさしいから傷ついているだろう」と、めぐのことをそんなによく知っているとも思えないのに、どう見ても心から言っているようなので驚いた。
私とめぐは15年ぐらいのつきあいだが、イチコとめぐとは数回しか逢っていないはずだ。
それなのにイチコは帰りの車の中でもずっとめぐの心配をしていた。
しまいには「きぃくんのコンサートにめぐちゃんも連れて行ってあげようよ」と言い出した。
いやいや、めぐも仕事とかあるし、行きたかったら自分で行くと思うよ。
その気持ちだけで充分だからとイチコを説得した。
家でイチコを降ろしてそのままめぐの職場に、お寿司と甘栗を持っていった。
おいしそうにお寿司をほおばり、私が殻をむいてやった、1袋分の甘栗をティッシュで包むめぐの姿を見て、私もやっと少しだけ安心したのであった。
この日記に絡むことなので多くは書かないが、まぁそれはそれは大変であった。
私にとっては正に青天の霹靂で、驚いたり、困惑したり、悩んだり、怒ったり、悲しんだりしていた。
久々にこんなに憂鬱な毎日を過ごした。
しかし私以上にやさぐれていたのがめぐで、今朝も私に食欲がない旨をメールで送ってきた。
昨日も食欲がないといっていたが、昼に持って行った差し入れは食べていたから、今日もなにか差し入れを持って行こうと思った。
なににしようかな。
お寿司はどうか?
どうせならおいしいほうがいいから、タコの寿司屋まで行くことにしよう。
イチコを「お寿司をおごってあげる」とおびき出し、タコの寿司屋へ。
席につくなり「おみやげにしたいので折をもらえますか」という私に「美幸ちゃんに?」とイチコが聞いてきた。
そんな、玉子焼きと穴子ぐらいしか食べれんような人に(ここは美幸ちゃんが好きなエビフライ巻きとか、そういう子供だましみたいなネタはあまりないのだ)、わざわざもって帰らんよ。
言うといろいろ詮索されるので言いたくなかったが、言わなきゃ言わないで、男に持って行くのではないかとか勘繰りぐせのあるオンナなので、「めぐがね、悲しいことがあって食欲がないっていうから持って行くんよ」と軽く説明した。
おいしそうなものが流れてくるとすかさずとって、1貫は口の中へ、1貫は折りに入れる。
中トロ、生ズワイ、うに、いくら、馬刺し、玉子、穴子などなど。
さすがタコの寿司屋。
めちゃめちゃうまい。
きっとめぐもこれを食べたら元気になるはずだ。
店内ではおとなしくしていたイチコだが、店を出るや否や「めぐちゃん、悲しいことって何があったん?」と探りを入れてきた。
来た来た。
別に話してもいいんだけど、まだ私の中でも消化しきれていない話なのだ。
歩いて小郡駅に行き、駅の中のおいしい甘栗屋さんで甘栗を買いながら「そのうち話すよ」と言うと、しばらく黙っていたが「失恋?」と聞いてきたので思わず笑ってしまった。
私同様、そこから最も遠い位置にある人間よ。
「いや、そんなんじゃないよ」と、ごくかいつまんで説明すると「めぐちゃんはやさしいから傷ついているだろう」と、めぐのことをそんなによく知っているとも思えないのに、どう見ても心から言っているようなので驚いた。
私とめぐは15年ぐらいのつきあいだが、イチコとめぐとは数回しか逢っていないはずだ。
それなのにイチコは帰りの車の中でもずっとめぐの心配をしていた。
しまいには「きぃくんのコンサートにめぐちゃんも連れて行ってあげようよ」と言い出した。
いやいや、めぐも仕事とかあるし、行きたかったら自分で行くと思うよ。
その気持ちだけで充分だからとイチコを説得した。
家でイチコを降ろしてそのままめぐの職場に、お寿司と甘栗を持っていった。
おいしそうにお寿司をほおばり、私が殻をむいてやった、1袋分の甘栗をティッシュで包むめぐの姿を見て、私もやっと少しだけ安心したのであった。
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