いつもどおりしっとりとしたカンジでライヴスタート。
いつも思うのだがピアノの竹下清志さんの指はいったいどうなっているのだろうか?
まったくピアノを弾けない私から見ると神業のようであるが、かなりピアノをやっている友達に言わせれば「あの指の動きはちょっと信じられない」そうである。
やっぱりそうだよね。
MONKYもコーくんも、今日はスケルトーンズのMONKYであり、スケルトーンズのコーくんである。
ブラックボトムの2人はもちろん大好きだけど、こうしてスケルトーンズの2人を見られることも私にはとてもうれしいことである。
1stと2ndの間にコーくんが「SAKUちゃん今日は泊まるん?」と声をかけてくれた。
私ははりきって「電車で帰ります。18きっぷの期間だから・・・」と聞かれてないことまでぺらぺらとしゃべった。
ちょっとは挽回できたかしら?
2ndは遊びに来ていたMitchが飛び入りで入ってまた私をうれしがらせた。
Mitchは手ぶらで来ていたのでコーくんのトランペットを吹いたのだが、「ココナッツの匂いがする」と言っていた。
なんか生々しくてイヤだった。
そして、たまたま打ち合わせに来ていた越智順子さんも1曲歌ってくれることになった。
なんてゴージャスな!
越智順子さんはステージ衣装のような黒いドレスを着ていたが、打ち合わせにきたということなので、おそらく私服なのだろう。
すごい私服だ。
この越智順子さんは、10月にブラックボトムと共演するし、私は初めてだが、リョウコちゃんが大好きなシンガーだと言っていたので期待していたが、やっぱりすばらしかった。
でも言葉でうまく表現できないので、自分で聴いてみて。
喉が楽器ってカンジだった。
その後またMItchが入って1曲やって、スケルトーンズゴージャスナイトは幕を閉じた。
コンタクトの調子が悪く、終わるや否やトイレに行ってはずしたので、あんまり誰が誰かよくわからなくなってしまった。
MONKYとかコーくんがどれかということぐらいはわかるのだが、その隣にいる人が誰かとかいうことがわからなかったので、近くにいたMitchにだけ声をかけて帰ることにした。
お金を払っているときにMONKYのほうを見ると、目が合っているような気がしたがよくわからなかったのでそのまま店を出た。
店を出て家にTELをしようとしていると、MONKYがビールを片手に店から出てきた。
「今日はこのスケルトーンズのためだけにわざわざ来たん?」
「そうよー。だってMONKY好きだもーん」
私は今度は口に出して言った。
少しだけそこで話をして、私は駅に向かった。
MONKYの「気ぃつけて」という声が後ろから聞こえて、「ありがとう・・・」と柄にもなくしっとりとオンナになってしまった私であった。

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