今朝は山口行きの飛行機が取れなかったので、朝イチの福岡行きの飛行機に乗り、福岡から高速バスで宇部に帰った。
昨夜の飲みすぎもあいまって、こんな私でもけっこう疲れた。
が、疲れた疲れたと言っている場合ではないのだ。
今日は湯田のラグタイムでライヴなのである。
この前のBiGHiPのライヴのときにもらったSWAMPのフライヤに「8/9山口ラグタイム」と載っていた。
対バンはつよしくんとイシカワダイスケくん。
おっ!両方好きだからかなりおいしいやん。
haruchanもその日は休みだから行きたいと即答し、今日のライヴ行きが決定したのだ。
ラグタイムの場所について、だいたいの調べはついていたが、なにぶん初めてなので早めに出て、場所がわかったらご飯を食べに行ってつぶそうということになった。
事前に調べておいたわりにはけっこう迷ったが無事到着。
店の場所がわかったので、さっき目をつけておいた地鶏屋さんに地鶏を食べに行こうと思っていたが、見たところラグタイムの前には駐車スペースがあまりなく、あと1台分しかあいていなかった。
「ここに車停められなかったら、どこに停めたらいいんだろうねえ?」
「どっか他に停めるところあるのかなぁ?」
迷っているとラグタイムのお兄さんが、その空いているスペースに手で誘導してくれた。
えっ!?
いや、私たち今から地鶏食べに行くんですけど。
でも気が小さい私たちはその誘導にそむくこともできず、そして停めるだけ停めて何事もなかったように地鶏を食べに行くこともできず、しばし困惑した。
しかしラグタイムは喫茶店なのだ。
店の看板はOPENになっている。
それならばちょっとお茶だけして、それから地鶏を食べに行くというのがこの場合最善であろう。
店の扉を開けるとSWAMPのメンバーがいて、あからさまにリハ中であった。
これは・・・入ってもいいのだろうか???
戸惑ったがかろうじて「いらっしゃいませ」という声もしたし、困惑しながら席についた私たちの元にはメニューも届けられた。
福田さんは私たちを見て「早いねー!」と驚いていた。
その驚きももっともである。
だってまだ4時なのだ。
確かに私は行動が早めのほうだし、トオルやブラックボトムならば、もっともっと早い時間からうろついているのだが、今日は違うのです。
こんなはずではなかった。
これは私たちにとってもものすごく予定外なのであった。
早くお茶でも飲んでここを立ち去ろう。
SWAMPのメンバーも軽く怪訝そうである。
だが、いつまでたってもオーダーをとりにくる気配はなかった。
どの人がお店の人なのかもはっきりとはわからない。
「さっきメニュー持ってきたのどの人やったっけ?」
「忘れた」
私たちは注文もできぬまま、気まずい時間だけがやたらと流れていったのだった。

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