さあ、中3日あけてまたまたASブラザーズです。
と書いてちょっと情けなくなった。
少しはじっとしてろよ。
今日は昼ライヴなので、ビキと散歩がてらサザンクロスまで歩いて出かけることにした。
しかし外はとても暑く、半ば後悔しながら歩いた。
サザンクロスの外は、出演者とその友達と思われる人たちで賑わっていたが、みな若い。
どうやら今日のライヴはちょっと毛色が違うカンジだなとちょっと楽しみ。
店内にはもう座るところがないぐらいだったが、福田さんが円イスを2つ持ってきてくれたので、うれしがり前の方に持って行って座った。
まず「今日が初ライヴです」という初々しいバンドが2つやったのち、バイバイマイラブ。
初めて観るバンドだったがウッドベースあり、アコーディオンありでかなり好みのカンジ。
曲調もとっても軽快でお客さんも盛り上がっていた。
そしておまちかね、ASブラザーズ。
11日のサザンクロスでも今日も「またイッサイ歳をとる」という曲をやって、そのときにakkoさんが「今月が誕生月の人はいますか?」と聞いた。
何を隠そう私はあさって(16日)がハッピーバースデーなのだ。
「はーい!!」と元気よく手を上げた・・・と言いたいところなのだが、なぜか名乗り出れなかった。
♪もうイッサイ歳は取らないぜ
心まで老けたらお終いさ オーイェー
という歌詞が、33歳の誕生日を目前に控えた私の心にスッと入ってきた。
年齢を重ねることは大切だが、それに甘んじて「老ける」ことのないようにしよう。
私の33歳のテーマ決定。
その次はデカダンス。
近菜屋で同じテーブルになった2人はデカダンスのVo.くんとドラマーくんであった。
若い子たちがガガッと前に詰めてくる。
どうやらとても人気のあるバンドのようだ。
見くびっていた。
どうやら私はとても見くびりグセがあるようなので気をつけなくちゃ。
演奏が始まって2度ビックリ。
カッコイイじゃん。ロックンロールサイコーイェーイ!である。
私はここ数年、あんまりこういうジャンルに心ときめかせぬ日々を送っていたが、昔は逆にロックにしか心ときめかずにいた。
私がもう10歳若かったら、しびれあがっていただろう。
矢もたても溜まらず立ち上がって踊り出した。
Vo.くん、ドラマーくん、見くびって悪かった。
そして最後に福田さんのバンド、SOY SOURCE MUSICA。
前回青地に日の丸の全身タイツで登場したベースの大西さんの一発に期待していたのだが、今日は上半身裸に黒のタイツ(尻半見せ)という地味めな格好。
しかし最後の曲で姿を消した大西さんは、ピンクの、なんて言うんだろう、ダウンタウンの番組で今ちゃんと東野りーがやってた電磁波クラブみたいな格好(しかも色はショッキングピンク)で登場した。
私は脱ぎっぷりのいい人は好きなのだ。
しかも昼間から。
ふだんドリンクカウンターなどで黙々と業務をこなす大西さんのジェントルマンっぷりを知っているから、こういうときも安心して見れる。
それにしてもかなりいろんな物がはみ出ていて興味深かった。
ライヴが終わってASのCD2枚とakkoさんのCDを購入して、また歩いて家に帰った。
家の前まで来たとき、ふと誰かから呼ばれたような気が。
見上げるとヒロムネくんが家の2階の部屋から、缶ビール片手に手を振っていた。
「おおー!ヒロムネくん。今サザンクロス帰りよ!」
大声でしばらく言葉を交わし、「今週のカメ頭と、来週のピンクブルータス行くよ」と報告しながら、私はますます地元が面白くなっているのを感じた。

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