7/6 失神寸前

2002年7月15日
ライヴ後、MONKY自転車ショットを撮らせてもらうため軽く出待ち。
思いがけずANTONさんも自転車で来ていたため、それぞれのワンショットと、2人の自転車2ショットを撮らせてもらった。
私はメンバーの写真を定期的に各メンバーごとにアルバムにして渡しているので、こういうちょっと変わった写真が撮れるととてもうれしいのだ。
その後アントンハイセルで手羽先屋で打ち上げ。
去年の北沢音楽祭の後もここで打ち上げたのであった。
宴もたけなわな頃ナツコちゃんがふと思い出したかのようにこんな話をした。
今日MONKYの自転車出勤を見た私は、すぐにアントンハイセルのみんなに同報メールを送った。
『ナツコちゃん。朗報!朗報!今日MONKYは自転車通勤よー。「おはよー」とさわやかに私を追い抜いて行きました。絶対写真撮ろうねー。キャー!!』という浮かれきったメールだったのだが、それを読んだヒロコちゃんが、「私だってMONKYブームなのになんでナツコちゃんだけ名指しなん?」と痛くご不満がっていたらしい。
「あら、そうなん。ヒロコちゃんゴメン。なんかヒロコちゃんはそれほどでもないんかなっていう感じがしてたから」
「どうしてー?私だってMONKY好きだよー。超カッコイイじゃ―ん」
「うーん。でもさー、私たちほど『MONKY−!!』っていうソウルが感じられんし、ああは言ってもやっぱヒロコちゃんはコーくんなんだろうなって思ってた」
ヒロコちゃんは「なんでー!私だって一生懸命MONKYのこと言ってるじゃ―ん」とそれこそ一生懸命反論したが、私とナツコちゃんは「一生懸命MONKYのこと言うって時点で違うよね。私たちはさー、もう言うまいと思って我慢してても押さえきれずに言っちゃうって感じだもんね」とさんざんからかった。
ヒロコちゃんはムキになって自分がいかにMONKY好きかということを熱っぽく語るのだが、言えば言うほどなんかうそ臭い。
「でもなんかヒロコちゃん、心がこもってないんよね―」
事実ヒロコちゃんはよく心がこもっていないことを友達から指摘されるらしく「心の中ではホントに熱かったり、心配したりしてるのに・・・」と嘆いていた。
ちょっと気の毒に思っているとヒロコちゃんは言った。
「でも、私はホントにMONKY好きだから!MONKYと目の前で話とかしてたら、心臓バックバクでもう失神寸前・・・ってカンジ!」
ヒロコちゃん、それって心がこもってない上に古いよー。
この一件から、ヒロコちゃんの心がこもってないキャラは確立されていったのである。
ヒロコちゃんが汚名を晴らすための手段はただひとつ、実際に私の目の前で失神して見せてくれることだけである。
汚名返上なるか?

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