6/13 悲しい色やね

2002年6月22日
開場時間になり、私たちは昨日と同じ席に。
ビールをピッチャーで頼み、開演前からすごい勢いで飲み始めた。
早く飲み切って証拠隠滅しようと思ったがあと一歩のところでANTONさんに見つかり指摘された。
お恥ずかしい。
今日も「下がればミュージックフィー1回分で」という話を持ちかけられたがきっぱり断った。
今日は両方とも前で見たいのです。
そして私は、その話を持ってきたブルーノートのお姉さんに、「2回分払ってでも前で見たいんですけど、その場合何番目ぐらいに席に案内してもらえるんですか?それによっては後ろで踊りながら見たほうがいいので」と聞いてみた。
前回暴れたことが堪えていた私は、TEL予約の際にもその件に関して質問していたのだが、その日のお客さんの入り具合などにもよるのでなんとも言えないが、とにかく「悪いようにはしませんので」という返事しか聞けていなかったのだ。
そして、今、このお姉さんからも同じ返事しか聞けなかったのでわたしは大変ガッカリした。
が、今回は絶対に暴れないと心に決めていたためあっさり引き下がった。

今日の上田さん弾き語りコーナーは、昨日と違う話で始まった。
今回のパートナーはコーくん。
上田さんの元に中国人のファンの人からメールが届いたと言う。
「上田さんの曲で『悲しい色やね』という曲がありますね。それはどんな屋根なのですか?」
そんな話でみんながどっと笑ったところで、聞き覚えのあるイントロが流れてきた。
今日の曲目は「イマジン」ではなく「悲しい色やね」であった。
助けてくれと言うぐらい泣けた。
この曲が流行ったのとチェッカーズがデビューしたのはほぼ同じ頃である。
その頃、私は中学生で、いつかこんな風にこの曲を生で聴くことがあるとは思っていなかった。
ブラックボトムなんかもちろんまだないし、タモツくんなんか、まだバブバブ言っていたころだろう。
なんという曲なのかタイトルはわからないのだが、ある曲の前に上田さんが「赤ちゃんが、いろんな経験をつんだり、いろんな知識を採り入れたりして、どんどん成長して行って私たちを追い越して、世の中をもっともっとよくして行くという曲です」という曲紹介をしていた。
そんなことを思ったりしていると涙がどんどんどんどん出てきた。
そんなタイミングですかさず「♪泣いたらアカン 泣いたら〜」と歌われたりするからたまらない。
そして「♪今日で2人は 終わりやけれど〜」にも、私は激しく反応した。
そうだ。
この楽しいブルーノート2DAYSも今日で終わり。
明日からはあなたなしで生きてゆくのね。
そう思うと、ますます涙が溢れてきたのであった。

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