6/12 膝打ち3回
2002年6月16日アンコールでいよいよお待ちかね、めぐが上田さんに握手を求められるであろう曲が始まった。
めぐに「この曲よ」と耳打ちすると、「マジ?今から?」と腰のあたりで手の汗を拭っていた。
めぐはそわそわして、上田さんの手ばかりに注目し、そして上田さんの単なる手を上に上げるアクションなどにもいちいちピクピクと反応していた。
そんなめぐの気持ちを知ってか知らずか、上田さんは隣りのテーブルの女の人にまず手を差し出した。
めぐは椅子に腰掛けた形のまま、ぴょんと飛び上がり、私の方を見て肩を大きく上げ、パンパンパンと膝を3回手で打った。
とても30歳を目前にした女の反応とは思えない。
落ち着きのない小学3年生男子のようで私は飲んでいたモスコミュールを噴きそうになった。
このめぐの膝打ち3回という行動は、「自分に一番にして欲しかった」と「いよいよもうすぐ上田正樹と握手だ」と「ホントにしてくれるんだろうねえ?」という3つの気持ちから涌き出てきたものである。
そして本当に上田さんから握手を求められためぐは、腰を浮かし気味に手を伸ばし、握手をしたまま満面の笑みで私の方を見た。
なんで私なん?今は上田さんに集中しろよ。
めぐドキドキの握手コーナーも無事終わり、1stは終了した。
まかないを食べるメンバーの様子を見つめながら、私たちは奥の席に移動。
2ndは踊りたかったので、壁際の席がよかったのだが、中途半端に真ん中あたりの席に案内されてしまった。
これでは私たちが立つと、壁際に座っているおっさんたちにステージが見えなくなってしまう。
私は2ndはタダ見のくせに席を移動したいとごね、開演10分前にようやくおっさんたちの隣りの席に移動させてもらった。
おかげで心置きなく踊りまくり、1stとはまた違う楽しさで2ndステージを堪能したのであった。
2ndのMCで上田さんが「ナンシー関という人が亡くなったそうです」と言って、ナンシーファンの私とめぐは「は?ナンシー関?」と一瞬顔を見合わせたが、すぐになかったことにしてしまったぐらい私たちは楽しかった。
上田さんがステージ上であんなに断言したにもかかわらず、まさか、ホントにナンシーが死んでしまったなんて、この時は思っていなかったのである。
めぐに「この曲よ」と耳打ちすると、「マジ?今から?」と腰のあたりで手の汗を拭っていた。
めぐはそわそわして、上田さんの手ばかりに注目し、そして上田さんの単なる手を上に上げるアクションなどにもいちいちピクピクと反応していた。
そんなめぐの気持ちを知ってか知らずか、上田さんは隣りのテーブルの女の人にまず手を差し出した。
めぐは椅子に腰掛けた形のまま、ぴょんと飛び上がり、私の方を見て肩を大きく上げ、パンパンパンと膝を3回手で打った。
とても30歳を目前にした女の反応とは思えない。
落ち着きのない小学3年生男子のようで私は飲んでいたモスコミュールを噴きそうになった。
このめぐの膝打ち3回という行動は、「自分に一番にして欲しかった」と「いよいよもうすぐ上田正樹と握手だ」と「ホントにしてくれるんだろうねえ?」という3つの気持ちから涌き出てきたものである。
そして本当に上田さんから握手を求められためぐは、腰を浮かし気味に手を伸ばし、握手をしたまま満面の笑みで私の方を見た。
なんで私なん?今は上田さんに集中しろよ。
めぐドキドキの握手コーナーも無事終わり、1stは終了した。
まかないを食べるメンバーの様子を見つめながら、私たちは奥の席に移動。
2ndは踊りたかったので、壁際の席がよかったのだが、中途半端に真ん中あたりの席に案内されてしまった。
これでは私たちが立つと、壁際に座っているおっさんたちにステージが見えなくなってしまう。
私は2ndはタダ見のくせに席を移動したいとごね、開演10分前にようやくおっさんたちの隣りの席に移動させてもらった。
おかげで心置きなく踊りまくり、1stとはまた違う楽しさで2ndステージを堪能したのであった。
2ndのMCで上田さんが「ナンシー関という人が亡くなったそうです」と言って、ナンシーファンの私とめぐは「は?ナンシー関?」と一瞬顔を見合わせたが、すぐになかったことにしてしまったぐらい私たちは楽しかった。
上田さんがステージ上であんなに断言したにもかかわらず、まさか、ホントにナンシーが死んでしまったなんて、この時は思っていなかったのである。
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