見上げてごらん 夜の星を
2002年6月7日「前のほうあるの?」
「前ってどれぐらい?」
「10列以内」
ダフ屋の兄ちゃんは「あるよ」と言ったが、その態度からして持っていないようだった。
お茶しに行くとき、違うダフ屋の兄ちゃんが携帯で「売りたい人も買いたい人もいない」と言っているのを小耳に挟んでいたのだ。
「10列以内って何列?」
途端に口篭もるダフ屋。
やっぱり持ってないようだ。
「それでいくらなん?」
「2枚で3万かな」
交換3万か。
内心それなら行けると踏んだ私。
haruchanもそのくらいなら行けそうなカンジである。
とりあえず待て、と待たされる私たち。
やっぱり持ってないね。
しかしダフ屋のお兄は私たちの持っているチケットの座席を最後まで聞かなかった。
よっぽど買いたい人がいなかったのだろう。
結局12列しかないということで少し買い叩き交渉成立。
開演時間が近づいていたので慌てて入場。
しかし、中が迷路のようにややこしく、迷って迷ってようやく座席に。
おお、近い。
できることならば3階の自分たちが行く予定だった席に行って遠さを実感したかったのだが、そんな時間はない。
うきうきしながらDEENの登場を待った。
最初に♪ハン、ハン、ハン、ハンと歌いながらコーラスの女の子が登場。
この♪ハンハンがかなり気に入ってウケている間にさらりとDEEN登場。
案外みんなキャアキャア言わないもんだな。
そして満天の星に包まれるかのようなライティングの中、見上げてごらん夜の星をのイントロが流れてきた。
♪見ぃ上〜げてごらん〜 夜のぉ星を〜
秀ちゃんが歌い出すと、歓声の代わりに、みんながすうっと息を飲んだ気配に会場中が包まれた。
ああ、みんなDEENのこと好きなんだよな。
haruchanもDEENのことが好きで、日々喜んだり、憤ったり、やさぐれたりしているのだ。
ファンになってしばらくは何を見ても楽しかったり、新しい発見があってうれしかったりするのだけれど、それも落ち着いてくるとやがて、辛いことのみ多い日々というのがやってくるのだ。
haruchanは今その時期の後期なのだと思う。
それにもがきながらも、一生懸命DEENを応援しているのだ。
今、この時期を乗り越えたら、また楽しいこといっぱいの毎日がやってくるよ。
この会場にいるみんなも、DEENに対してとか、ファン同士のいろんないざこざとかで、やさぐれたりしながらも、それでもDEENのことが好きなんだよな。
そう思うと思わず涙が溢れてきた。
会場一とも思えるこの泣き沸点の低さ。
おまえはいったい何者だ!?
「前ってどれぐらい?」
「10列以内」
ダフ屋の兄ちゃんは「あるよ」と言ったが、その態度からして持っていないようだった。
お茶しに行くとき、違うダフ屋の兄ちゃんが携帯で「売りたい人も買いたい人もいない」と言っているのを小耳に挟んでいたのだ。
「10列以内って何列?」
途端に口篭もるダフ屋。
やっぱり持ってないようだ。
「それでいくらなん?」
「2枚で3万かな」
交換3万か。
内心それなら行けると踏んだ私。
haruchanもそのくらいなら行けそうなカンジである。
とりあえず待て、と待たされる私たち。
やっぱり持ってないね。
しかしダフ屋のお兄は私たちの持っているチケットの座席を最後まで聞かなかった。
よっぽど買いたい人がいなかったのだろう。
結局12列しかないということで少し買い叩き交渉成立。
開演時間が近づいていたので慌てて入場。
しかし、中が迷路のようにややこしく、迷って迷ってようやく座席に。
おお、近い。
できることならば3階の自分たちが行く予定だった席に行って遠さを実感したかったのだが、そんな時間はない。
うきうきしながらDEENの登場を待った。
最初に♪ハン、ハン、ハン、ハンと歌いながらコーラスの女の子が登場。
この♪ハンハンがかなり気に入ってウケている間にさらりとDEEN登場。
案外みんなキャアキャア言わないもんだな。
そして満天の星に包まれるかのようなライティングの中、見上げてごらん夜の星をのイントロが流れてきた。
♪見ぃ上〜げてごらん〜 夜のぉ星を〜
秀ちゃんが歌い出すと、歓声の代わりに、みんながすうっと息を飲んだ気配に会場中が包まれた。
ああ、みんなDEENのこと好きなんだよな。
haruchanもDEENのことが好きで、日々喜んだり、憤ったり、やさぐれたりしているのだ。
ファンになってしばらくは何を見ても楽しかったり、新しい発見があってうれしかったりするのだけれど、それも落ち着いてくるとやがて、辛いことのみ多い日々というのがやってくるのだ。
haruchanは今その時期の後期なのだと思う。
それにもがきながらも、一生懸命DEENを応援しているのだ。
今、この時期を乗り越えたら、また楽しいこといっぱいの毎日がやってくるよ。
この会場にいるみんなも、DEENに対してとか、ファン同士のいろんないざこざとかで、やさぐれたりしながらも、それでもDEENのことが好きなんだよな。
そう思うと思わず涙が溢れてきた。
会場一とも思えるこの泣き沸点の低さ。
おまえはいったい何者だ!?
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